我がB’z人生に悔いなし!ー日産スタジアムにてー
まずは言いたい
そうです、アタスが稲葉浩志の半径2メートル以内に入った女です。
もう知り合いと言っていいレベルだね、と友達に言われました。
私、稲葉さんの知り合いかもしれない!
ということで、日産スタジアムのB'z Pleasure2023-STARS-に参加してきました!
遡ること30年、小学生だったあいちゃんが初めて入ったファンクラブ。その名もB’z PARTY。パーティって。ひねらないね~。オトナやね~。で、大学時代、ちょっと浮気して更新が滞ったものの、出産くらいでまた戻ってきまして、再入会。
毎回コンサートのスケールがデカいので、チケットが取れないことはまずなかったのですが、珍しく去年のミニアルバムのツアーに落ちました。で、今回もダメかな~と期待せず大して調べもせず申し込んだら第一希望の日産スタジアムで当選。味の素スタジアムの方が絶対近かったのに、なんでに横浜の日産スタジアムに申し込んでしまったんだ……と自分の適当さが恨めしい~。
ライブが近付くにつれ、デビュー35周年ということで、テレビで怒涛のB’z特集が組まれ、家で見ながらビール片手に「どれも知っとるわい」など突っ込んでいる傍ら、9歳の長女がどんどんB’zの知識を溜めていって、「もう一度キスしたかった~」と口ずさむようになり、シマウマを見ると「松本さんのギターみたい」というように。B’z知育だけは立派に成功。
なんでも、小学校のお昼の放送でultrasoulがかかるんだそうで、「リアルで『ヘイ!』って言いたくない?」と勧誘したところ、「したい!」勧誘成功!めでたく長女と日産スタジアムに参戦することになりました。
面白かったのが、テレビの特集が放送されると、「そういえばあいちゃんまだB’zのファンなの?」と連絡くれる方がちらほらいて、「チケット余ってたら行くよ」と言ってくれたりしてとても嬉しかった~。自分の好きなものを恥ずかしがらずに言っておくもんですね~。
参戦当日
自分の座席は当日入り口でマシン印字されるまで分からないのですが、背の低い長女もいるし、「スタンド席がちょうどいいかな」と長女に期待させないように言っていました。
で、印字してみたら……
「A2ブロック、2列」
!!!
これは!!
「これは、やばいかもしれない」
と静かに目を引ん剝く親子。
で、100人以上並んでいるトイレを尻目に、早く席を確認したくてアリーナへの入口へ。通路はファンでイモ洗いの如く混んでいて、さらに皆自分の席がわかって興奮していてすごい声がデカい。いい大人が自制心を失う場所、それがスタジアム。
で、到着したら、ステージから2列目、さらにブロックの端の2席で長女の前を遮るものはほぼない状態という超ラッキー席な上に、なんと稲葉さんが毎回やってくるステージの先端の目の前という神の席。幸運の上に幸運が乗っかる、幸運わんこそば状態。
ファンクラブが30年ファンありがとうの座席を用意してくれたんですか?
30年働くと長期休みがもらえるご褒美制度みたいな?(そんなに長くサラリーマンやってないからわからない人)
毎年お金を払っていたのは無駄ではなかった。ダサいファンクラブ名だと思っていたことを猛省します。
これからの人生、「あなたの人生で一番ついていたことは?」と聞かれたら今日の話をします。
「B'zのファンです」と言うと、若干の軽蔑の混じった目を向けられても挫けず、定期的に夢の中で稲葉さんとバーで何度も飲み続けた私を褒めてあげたい。君は42歳で稲葉の半径2メートルになるんだよと言ってあげたい。
………あまりの幸運に静かに興奮しまくっている母を見た長女は「アイちゃんが幸せそうで嬉しい!」と嬉しそう。普段そんなに幸せそうじゃないのかも!ごめん!あと一年はご機嫌でいるわ!
いざライブスタート!生稲葉&松本に
予想通り、稲葉さんが体感10回くらい目の前に!この日のために調整した眼鏡が要らないくらい近い距離でみた稲葉さんのお顔は、優しいお顔!!シワも、深い彫りも、穴が開くほど見た。
でも興奮して「きゃーーーーいなばさーん!!」って女子高生みたいな言葉しか出てこなかった。42年間生きてきたのに!なんなら編集者なのに、語彙力赤ちゃんすぎ!
稲葉さんが目の前から去るたびに隣の長女とハイタッチして「稲葉さん本当にいたね!!」と強くハグ。それを10回くらい繰り返して、夢のような時間でした。
途中、階段を降りてアリーナを走る演出があるのですが、ちょうど階段の降り口が私たちの目の前。ウウウウウ、言葉にならない!つい口を突いてキャーって言っちゃう!!今、稲葉さんの吐いた二酸化炭素を、私の肺に入れさせていただきますゥ!
「夢は稲葉さんの下の世話をすること」と書いていた狂った思春期を過ごし、実家の化粧品屋さんでお母様に勧められるがまま化粧品を買い、稲葉さんに会えると思ってラジオ局に入り……。
常に人生を照らしてくれたヒーローがいまだに目の前で輝き続けていてくれて、ありがとうの気持ち。拝んじゃう。稲葉さんがめちゃくちゃ近眼じゃない限り、私のことが見えたはず!
松本さんも2回くらい来てくれました。なんでチャーミングなんでしょう。サングラス越しでも優しい目をしているのがわかる。グラミー賞取ってもこんな顔をこんなつまらない人間にむけてくれるなんて……本当にシマウマ柄のギターなんですね…(涙)
選曲も、古参のファンが泣いて喜ぶものでした。
様々な思い出が呼び起こされて、母ではなく14歳の私がキラキラ〜とよみがえり、歌ったり踊ったり。あの頃から体重は20キロは増え、シミもシワも毛穴も目立つけれど、忘れてた!
B'z特集テレビを見て初めてチケットを取った方も楽しめたのだろうか?と少し不安ですが、ヒットシングルがとにかく多いから飽きることはないでしょう。実際長女は付け焼き刃で有名曲だけ予習させたのですが、知らない曲は三曲くらい。ずっと「あっーこれは!!!」ってイントロで目を輝かせていて、喜びしかない空間。
曲に合わせて飛び出した銀テープが大量に落ちてきて、みんなで手を伸ばした夜空がとても美しかった。プレジャー!!
ファンはいい人に決まってる!
それにしても周りのファンの方がとても親切で、B'z大得意の爆発や炎でビビった長女「
大丈夫?怖がったね!!」と心配してくださったり、帰りの駅に着くまでに「テープ取れました?いりませんか?」と4人もテープを差し出してくれました。テープ人気ない説もありますが、暖かく受け入れてくれているムードがとても居心地が良かったです。B'zのファンをずっと続けてるなんて、いい人に決まってるよね!
ということで、中年オタクの興奮して取り乱した忘備録にお付き合いありがとうございました。
長女の感想は「松本さんがかわいかった」。
9歳にして松本さんの良さがわかるなんて!成熟してんな!
ちなみに辛かったことは
いい席すぎて、終演後整理退場は1番最後に回され、席で40分待たされたことを追記しておきます。私は稲葉2メートル以内の女だから、待てます。
さらに、ツアーグッズもとんでもない長蛇の列、飲み物や食べ物の出店も長蛇の列で、結局日産スタジアムに到着してから22時半まで夕食を食べられなかったことも追記。日産スタジアムの周辺の飲食店はファンで満杯、トイレも15分くらい待ちました。救いの糸は唯一アリーナに持ち込んでよいとされていた食べ物、塩飴。あれがなかったら熱中症&空腹で倒れていたね!