
LFG展に出展してみて
2024年9月26日から29日に開催されたLFG展に出展させていただきました
まずはご来訪のみなさま、ありがとうございました
そして展示会に出展されたみなさまおつありでした
さらに企画運用の皆様、本当におつありでした
せっかく参加したので所感を残しておこうと思います
今回は作品解説ではなく展示会に対しての所感となります
前半は備忘録的な話なので感想的な部分は
”出展してよかったこと”からお読みいただけると
参加のきっかけ
今年の1月ぐらいにちょうどXで募集の告知があり、申込みしました
理由として以下の理由だったかなと
特にジャンルの制限がなかったこと
同じメーカーを使っている人がどんな写真を撮っているのか見てみたかった
自分の写真がどう見られるのかを感じてみたかった
申込みは先着だったのでちょっと悩みましたがすぐに枠が埋まってきたので悩むぐらいならまずは登録しちゃえということで枠を確保しました
出展作品の準備
募集が1月で、展示が9月末だったので考える時間は結構ありました
とはいえサイズ(A2)と枚数(2枚)は決まっていたので色々と思案しました
結局データ提出はギリギリの8月頭ででしたがw
それまでにまずは2月末に出店者の顔合わせ(オンライン)
5月末ぐらいに入稿に関しての情報共有
6月にデータ作成講座
と、出展が初めての方もいらっしゃったので運営のかたが手厚くサポートがありました
こういうこところはホント良かったなと思います
あとやはり制限があったので組写真(という言葉でいいのか?)を考える方もいて、自分も組写真にさせていただきました
これもやはりツールに慣れていない方もいたので運営と参加者とであーでもない、こーでもないと相談しながら準備できたのは良かったと思います
展示会準備
いよいよ、展示会の開催日に
前日に有志で展示を行っていただきました
展示していただいた方々本当にありがとうございます
ジャンルがバラバラの中で色々と展示構成を考えていただき、良き構成順だったかなと思います
さらに作品ごとの間隔も絶妙で、実際に現地で鑑賞させていただきましたがすごく見やすい並びだったかなと
大抵の展示会の場合展示枠を決めてなので作品のサイズや枚数、更に視線の高さがバラバラであることが多く、いつもちょっと見づらいかな〜と思っていました
展示会当日
開催初日と二日目が平日だったので自分は会場に足を運べなかったのですが
こちらも主催者のかたと有志の方が在廊していただけたので助かりました
展示会会場は横浜のHideharu Fukasaku Gallery Yokohamaでした
横浜駅からすごく近く、さらに路面に面した場所だったのでアクセスは良かったかと思います

(雑談ですが横浜駅地下がめちゃめちゃダンジョン化されていたので初めて会場に行くのに迷いましたw)
自分は在廊というよりちょこちょこ会場に居ようと思い、3日目のお昼すぎと、最終日の撤収前ちょっとと考えてました
ただ実際に足を運ぶと絶え間なく鑑賞される方がいらっしゃるのと何人かの方からご連絡いただいたので最終日は12時から撤収まで在廊しました
(中抜けはしたのですがほぼいた感じです)


出店者の方が多いのと来訪される方が多かったので会場にいても暇だなということはなかったので良かったです
あとせっかくなので他の出展者の方を写真を鑑賞しつつ、感想を書いてました
これはこれで面白かったです😀
撤収
撤収は流石に出店者のかたみんなで作業を行いました
展示パネルの上下を細い釘で挟んでの展示だったので撤収は楽でした
さらに撤収に来られない方の展示パネルの片付けもあったので手伝って
会場真ん中の展示は動く壁だったので壁の片付け
パネルを廃棄希望の方もいたのでパネルを細かく切ってゴミ袋に入れたりと
お手伝いできることはお手伝いさせていただきました




多分撤収より展示のほうがはるかに時間がかかる作業ですね
出展してよかったこと
まずはいろいろなかたとコミュニケーションが取れたというところがあります
SNSだけの場合どうしても発言に対しての意図や空気感が読み取りづらいことが多く、実際にリアルで会話することにより意図がわかりやすくそれだけでもよい経験になったかと思います
ご来訪の方も場所がらなのか老若男女、家族づれ等ほんと色々の方が足を運んで作品を鑑賞していただきました
写真展は自分の肌感ですがどの展示会も写真を撮られる方や、はたまた被写体に対してファンであるといったなんとなく仲間内しか来ない印象を受けてました
確かにそれは当たり前かもしれないです
ただ写真という媒体はいろいろな方が見てもらって何かを感じたり、得るものがあって
例えば自分も写真撮ってみようとか、こんな場所行ってみたいとか、こんなに綺麗な人がいるんだから自分ももっと磨いてみようとか
そんな人の後押しができる作品を作りたいと自分は考えています
そういう意味でほんとめっちゃよい展示会になっていかたかなと感じました
次にカメラは機材ではないと改めて思わせたこと
他の方の展示も含めて、同じ機材で撮ってるのにこんなに表現がちがうのだなと
今回レタッチはOK、更に入稿データ形式がTIFFであったのでレタッチして出展していたかと多かったと思います
今回LFG展ということで
Leica、Favicon、GRという縛りがあったので何を言っているのだと思われるかなと
当然センサーやレンズの特性を活かした表現もあるかなと思います
でも結局はその作品をみてどう感じるのかが写真であると自分は思います
考え方としては縛りのあるなかでいかに自分の伝えたいことを表現する
どの作品もそんな感覚を受けました
出展の反省点
まずは本当に主催者の方や他出店者の方々が素晴らしく、ほんと良かったです
個人的な反省点ですが
もう少し展示構成をブラッシュアップできたらと
これは今でもこれからの課題かと考えていますがもう少しストーリ性のある構成を組めたらと
実際他の方の展示をみて上手い人は本当うまいですし、2枚の中でしっかりなにか感じるものを表現できているなと
そんな気付きがありました
次にもう少ししっかり在廊すればよかったかなと
まず今回モデルとして展示した方とお会いできず、かなり残念だったなと
更に他のモデルの方もいらっしゃってその方ともお会いできなかったこと
いろいろな方にSNSでは会場にいますの告知はしていたのですが
肝心のモデルさんに伝えていなかったことです
やはり出展するときはなるべくしっかり在廊してふらっと来ていただいたときでもしっかり対応できるにしておくべきかなと
あと他の参加者にも席を外すときは口頭で伝えておくべきだなと
このあたり自分のコミュニケーションができてなかった部分の反省です
あと展示会に向けてポートフォリオを準備しておけばよかったなと
何人かの方が置いてあったので拝見しましたがすごくまとまっていて
良き作品が多かったです
今回はポートレートでの展示でしたが自分は色々と撮っているので
そういう部分も含めてアピールできればよかったなと
色々と思うことがあるのですがそれは気づきとして次にしっかりと活かせればと
最後に
ほんとどの作品も力作が多く、見ごたえあって良かったです
出展は誰でもできるのでこれを機に悩んでいる方がいましたら何かしらの展示会に出展してみてはいかがでしょうか?
展示はなにか評価されるのではなく、自分の思いを作品に込めて見る人に伝えるものかと自分は考えてます
伝わる、伝わらないのは見る人次第かもしれませんが、
どう思わるかを心配するよりまずは人に伝えるから始めるという意味でいいかなと
(ほんと最後ですが)
いつも作品づくりにを一緒にやっていただけるモデルのきゃるさん
本当にありがとうございました🙇♂️