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写真を展示してみよう(前編)
写真展に出展するときの準備をまとめてみました
前半は印刷からパネル貼りまで、後半は展示方法ということで
印刷をどうするか?
自分で印刷できない人や、持っているプリンタより大きなサイズの場合は印刷を頼むと思います。
さらに後半説明するパネル貼りまでお願いできるショップもあります。
自分はEPSONのSC-PX1Vというプリンタを持っているので最大A3ノビサイズで印刷できます
なので今回の展示は自宅で印刷を選びました
自宅で印刷するメリットっとしては以下となります
ギリギリまで写真セレクトができる
色味チェックができるので納得のできる印刷ができる
失敗してもすぐ再プリントできる
印刷する際にはまずは2Lぐらいで印刷して、色味チェックや展示構成をチェックします
いきなり本番印刷はかなりリスクが高いです😅
あと2Lで印刷した写真は人にあげるたり、フォトブックにしたりと色々と使えます
紙のセレクト
ここが悩ましいところです
可能であればお試しセットの用紙で印刷することをオススメします。
以前展示すると光沢紙だと反射で見づらいからと思い、マット紙でオンラインプリントを依頼しました
ですがあまりにマットすぎて、いまいちだったなということがありました😅
今回自分がセレクトしたのはピクトリのコプロ・セミグロスペーパーとなります
この用紙はいつも使っているのと半光沢なので適度な光具合があって展示に向いてるかなと
さらに価格もお手頃なのでパネル廃棄まで考えるとコスパはいいかなと思っています
サイズはA3ノビにしました
これは展示スペースの都合と、以前A3で展示したのですが家で大きいなと感じても
実際展示するとあまり迫力ないなと感じたからです
ただし注意点もあります
このあと記載するパネルの話になりますがA3ノビパネルってあまりないのです🥺
なのでもう少しコストを抑えたいということであればA3やA4をオススメします
印刷について
印刷は明るいうちに印刷するのがオススメです
理由は自然光で色味や明るさチェックができるからです
可能であれば展示場に足を運んでスペースの色味や明るさをチェックしておくといいかもです
ちなみにSC-PX1VでA3ノビを印刷すると8分/枚ぐらいの時間がかかります
暗めの写真の場合はもう少し時間がかかるかもです
あと出来れば予備のインクを用意してしておくことをです
最大サイズで印刷するとかなりインクを消耗します
インクが切れた場合買いに行くのは面倒だし、ギリギリまでセレクトしてると間に合わない可能性がありますよね🤔
インクを買うときはオンラインあればセールやポイントが高い時がいいですね
パネル準備
展示方法としていくつかあります
直接貼り付け
これは一番簡単です
ただ、展示スペースとの高低差がないのでのっぺりとした印象になります
あと場合によっては反ってしまったり、ピン留めする場合は穴があいてしまうので
そのあたり気になる方はオススメしません額縁展示
プロの方や高級感がでる展示方法です
また展示会が終わっても人にゆずったり、額縁の再利用ができるので展示頻度が高い人にはオススメです
ただし、展示会場によっては重さがあるので展示できなかったり、枚数が多いと搬入が大変になります
またマットを入れる入れないでサイズも違ってきますパネル貼り
写真に厚みが出るので迫力が出ます、またしっかり貼り付ければ反ることがないので長期展示にも最適です
あと軽いので搬入や片付けが楽になります
ただ、処分する際はコンパクトにしないとゴミ出しできないので写真を傷つけることになり、なんとなく心が痛みます😅
今回はせっかくなのでパネルを選びました
ここで問題(?)が発生
前項にも記載しましたがA3ノビパネルって結構ないんですよね🥺
A3であれば10枚セットで糊付きのパネルがリーズナブルであります
枚数が多くてコストを考えると悩ましいところです
さてパネルですがハクバ ワンタッチパネルボード PRO A3ノビサイズをチョイスしました
A3ノビのパネルはここぐらいしかないのですよ
あとはA2とかちょっと大きめなコストのいいパネルを用意して、自分でカットするという手もあります
ただし、枚数が多くなるとカットするのも面倒😅
なので工数や仕上がりを考慮してピッタリサイズにしました
ちなみにブラックボードもあるので、暗めの作品やモノクロ作品とかはオススメです
(ちょっと高いですが)
それではパネル貼り!
まずは念のため、サイズが合うか用紙をパネルに重ねてみます
「をぉ、ピッタリだw」
なぜチェックしたかというと実はA3ノビという規格は正式にはないらしいです
この「ノビ」というのはA規格の写真やポスターをちょっと大きめに印刷して、余白を無くすためにカットするのに利用するされるのです
実際にメーカーによっては差異があるとか🙄
ということでピッタリだったので糊メンシールを剥がして…
ちょっと待って…!!
実は全部剥がして貼り付けようとすると失敗率がめっちゃ高くなります
実際に自分も失敗して何枚か再印刷しました…😇
綺麗に貼る方法ですが
真ん中ぐらいに少しシールに切れこみを入れて剥がす
軽く用紙を載せて調整
調整が終わったら真ん中を押し込んで貼り付け
貼りついたら、残りをゆっくり剥がして、貼り付ける
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この方法でかなり綺麗にはりつけできます
この方法はちょうどYouTubeでコムロミホ先生が動画で説明してました
(めちゃ助かりました、ありがとうございます🙇🙇)
こんな感じで粛々とパネル張りをして展示準備完了です
出来れば数日平らなところで重しを載せて、空気抜きやより強力に接着させるといいかも
さて、気になるコストは
ここまで色々と書きました
人によっては面倒だし、パネル貼り印刷依頼した方が安いのでは🤔と思われるかもです
ということでコストを算出してみました
印刷用紙代
A3ノビ20枚
4,500円+送料(550円)
※ Yahooショッピングでポイント率が高い時の金額パネル
820円 x 16枚 = 約10,700円
※こちらもポイント率が良いときの金額予備インク代
7,500円
※ コストを抑えるため、サードパーティインク
※ 利用は自己責任で😅
ということで、展示作品パネル1枚あたりは…
1500円/枚
となりました
ちなみにプリンタ代や工賃は入ってません😎
あとテスト印刷分もですね🙄
これをオンサービスでお願いした場合はピンキリとなります
オンライン場合以下を考慮しないといけません
納期
色味チェック
どうでしょうか?
後書き
さてこんな感じで準備を進めました
今回は初めてだったので色々と手間取った部分があり、時間やコストが余計になってうぃまいました
ですが慣れれば自分のペースや納得のできる仕上がりが出来るので良かったかなと
さて、後編は展示手順を記事にしてみます