アイカツおばさんによる、オケカツ! 夜公演レポート

先日満を持して鑑賞してきた、アイカツシリーズオーケストラコンサート【オケカツ! 】について、どうにもこうにも熱が抑えられないので、書いていく。あの楽器がどうとか、アレンジがどうとか、オーケストラ慣れしてないので、そういう専門的なことは無いです。

まず、声を大にして言いたいこと・・・

「アイカツ! シリーズをココまで大きくしてくれてありがとう」

アニメ・ゲーム、映画、ライブ・・・色々あるけど、オーケストラというまた違った切り口を通して、アイカツの世界に浸れる喜びを再確認させらたひとときでした。
オーケスラの演奏を聞きながら、アイカツの大好きなシーンがフラッシュバックしてきてなんかもう、コンサートっていうより、走馬灯だった。


特に印象に残っている楽曲について、まず「芸能人はカードが命」(オープニングより)、いわずもがなアイカツシステムでのお着替えシーンのあのBGM。これを生オケで目を閉じ聴いている私は、すでにアイカツシステムの中にいるわけですよ。身体がシルエットだけになって、トップス・ボトムス・シューズ・アクセ……それらを身に着けていく高揚感。「あぁ、アイカツシステムの中ってこんな感じなんだなぁ…」と。

そしてアイカツ! コーナーより「ダイヤモンドハッピー」は、もともとアイカツシリーズ楽曲の中でもかなり上位に好きな曲だったので期待していたけど、期待通りオケの壮大さが加わり、ソレイユの大舞台を見ているようでした。オケメンバーのみなさん完全にソレイユの一員だった。MCの澪ちゃん(ここでは、声優さん名ではなくキャラ名で呼ばせてください)も言ってたけど、「ウォウウォウウォイエイッ!!」ってなるよね。うん。
関係ないんですけど、隣りに座ってたお兄さんがリズムに合わせて指が動いてて「わかる、わかるぞ…」ってなった。私も動いてたかもだけど・・・

そして、アイカツスターズ!コーナーから、「MUSIC of DREAM!!!」。これはね、本当に良かった!! 私が観察していたなかでは、おそらく一番指揮者がノリノリだった。もう、指揮台から落ちないか、バランス崩して倒れないか心配だったくらい。スターズの楽曲はもともと、かなりスタイリッシュで背伸びした大人っぽさのある曲が多いんだけど、どれもこれもオケとの相性が良すぎてだな。とくに、この曲に関しては、終盤につれてこみ上げてくる感じ、押し寄せてくるっていうか、バトルもののアニメだったら完全にラスボス戦。音の重厚感がすごいの。今回1、2を争うくらいオケ映えした曲だったと思う、勇気よ星になれ!!!・・・~完~

ラスボスといえば、アイカツフレンズ!コーナーから「プライド」も完全にラスボス戦だった。そもそもこの曲は、もともとラスボス感すごいんだけど、入りから鳥肌たったのを今でも覚えてる。え?なんでこんなに気高いの??ラブミーティアの気高さを表現してくれたの???これが、ラブミーゾーンなの?????
フレンズは明るいキュート系の曲が多かったので、これだけすこぶるカッコよくて個人的にはグッときた。


そして、エンディングの「SHINING LINE」「輝きのエチュード」「カレンダーガール」のコンボ・・・完全に無印ファンを殺しにかかってくるやつ。

この辺から、曲の合間にすすり泣く声が聞こえてくるのwwww

たぶん、オーケストラコンサートというものを通してみんな別のものを見ていたというか、見せられていたというか、アイカツ楽曲の持つチカラは並のものじゃないんだなと。
もちろん、アニメのシーンを思い出してうるっとくることもあるし、私なんかでいえば、楽曲それぞれに、人生における節目や辛かったこと大切にしているシーンを重ねているところがあって……、そういう総じて感動的な感情を、オーケストラの演奏がさらに増長させるもんだから、そりゃすすり泣きも聞こえてくるよね。

全然まとまってないんだけど、とにかく最高だった、って感想にこれに尽きる。端折ったけど、BGMメドレーも、フォトカツメドレーも、アンコールも最高だった。なんか世の中では賛否両論あるみたいだけど、私はとても楽しかったし、行ってよかったなと思いました。もちろんCDも即日予約した。
ありがとう、アイカツ!