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ico

ICOとは、イニシャル・コイン・オファリングの略称であり、デジタルトークン・暗号通貨の発行による資金調達を行う事を指す。

株式でいう所のIPO、新規株式公開の様な物である。
より少ない資金で何倍にもなる可能性の高いICOだがリスクは、当然ながら高くなる。

イギリスのリサーチ・コンサル企業グレイスパーク パートナズのレポートによると2017年から2018年にかけて行われたICOの約半分は、資金調達に失敗し、殆ど資金を集める事が出来なかったとの事。

2018年のICOの76%が失敗に終わっているとのデータもある。

調子づいた狩谷は、そんな事は、あまり深く考えずに一回買って見るかと
スケベ心が芽生えた。

まだ海外の取引所さえ登録して居なかった狩谷は、海外のICOに参加するには、なにかあった時に英語でのやり取りになる為、敷居が高かった。

国産もしくは、日本人絡みのICOの物色を始めた。
その頃、YouTubeでは、150倍確定コイン!なる物まで出ており、流石にこれは、詐欺っぽいのでスルーをした。結局この案件は、後に消滅した。

そして、刈谷の目に留まったICOが、「ミンドル」と言うトークンだった。

ミンドル公式のミンドルプロジェクトにての説明によると。
日本の中で眠っている、埋もれている才能やコンテンツをマイニングして、
日本を世界へアピールするための「日本応援プロジェクト」と書いてある。
具体的には、アニメやアイドルやら日本のオタク文化的な物をミンドルトークンを使って海外に発信して行く様な流れだった。

テリー伊藤の会社なども参加しており、アニメなども来年に放送して行くなど具体的な活動内容を記したホワイトペーパーだった。

まあ、あまり良くは、分からないが、結構良いんでないかといった印象を受けた。
ICOでの資金持ち逃げリスクも考慮し、流石に著名人の名前まで出して詐欺だった場合、訴えられるだろしその辺は、大丈夫なのかな?と言った事もある。

取り合えず最悪無くなっても諦めをつけられる1イーサリアム(EHT)のみ投資をした。
実際には、送金手数料まで計算していなかったので若干少ない額となったが、参加した。

結構、参加人数が多かったのか、サーバーがダウンするやら、なかなか自分のページに購入履歴が反映されなかったりしてヤキモキしたのを覚えている。

そして、ミンドル詐欺などのユーチューバーの投稿もあり

もしかしたら詐欺られたのかって思う日々も続いてた。

そして、仮想通貨の全体の資金も抜けて行きビットコインの下げと共に相場の低迷期を迎えていた。

夏頃には22万円投資した資産は、10万円までに下がっていた。(ミンドルの分を抜いて)

僅か、数カ月の間に2倍近くになって今度は、半分になってしまうとう自体に陥った訳です。

こんな中でもちゃんとしたトレードスキルのある方は、利益出しているのだが、トレードスキルもない狩谷は、成す術もない状態だった・・・。

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