マリノスの話
私が日本で好きなのは、横浜・F・マリノス。
好きになったきっかけは、
当時不動のセンターバック「22番」の男。
今もなお愛してやまない BOMBER 中澤佑二選手です。
初めて見たのは、残念ながらマリノスの試合ではなく
日本代表戦。
忘れもしない南アフリカW杯直前の
イングランド戦です。
勇猛果敢に攻め込む姿勢、
チームを鼓舞する声、
物怖じしない頼もしさ、
明るく盛り上げる人間性、
全てが私にとっての光でした。
10歳からボンバーに憧れてサッカーを始めた少年
小学校から6年間ポジションはセンターバック、
背番号はもちろん22番。
小学校時代にキャプテンマークを巻いて
センターバックとして出場した最後の試合には
込み上げるものがあったのを覚えています。
サッカーを人より遅く始めた中澤佑二さんが、
ブラジル留学や高校生に混じって練習していた
波乱の人生を乗り越えて
日本代表のキャプテンにまで登り詰めたその事実が
私のサッカー人生を支えました。
22番が日産スタジアムのピッチから消えた今も
変わらずにトリコロールを応援しています。