ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム 本日発売
青空の広がる夏の登山口にようなこの日に、任天堂が自社のプライドを賭けて手掛けた『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』が、本日愈々世に披露された。このクリエイター集団の力作を、世間は如何に評価するだろうか。因みに、当たり前のようにこの作品を購入した私としては、現在の所、評価は上の上である。"ブレスオブザワイルドの続編"という、異常に上がったハードルをどう攻略してくるのかが注目であったが、数時間プレイをして、早速見えてきた新しさに私は興奮している。
以前もこの日記で書いた事な気がするが、私はゼルダの伝説シリーズファンではない。ブレスオブザワイルドファンである。それ故に今回のティアーズオブザキングダムの購入は、ブレスオブザワイルドで味わった興奮に紐付けされたものと言っていい。私はゼルダの伝説シリーズであれば手放しで喜ぶプレイヤーではない。だからこそ、紹介も兼ねて敢えて記しておくが、今作はしっかりとブレスオブザワイルドの素敵な部分を引き継いでいる。
これは余談であるが、オープニングでリンクを襲った急展開には、欠損フェチである私は興奮を隠せなかった。このゲームは欠損ゲーである。かなりマニアックな話であるが、首狩りガトーのブルドに右腕を切り落とされたアキレスが、ハカイオー腕を装着して別の戦い方を実現させたダンボール戦機のあのシーンを彷彿とさせる。こんな話をして頷く人が居るのであろうか。兎も角、このティアーズオブザキングダムは、ダンボール戦機のあの類いのシーンが好きな欠損フェチ諸君には堪らんゲームである。