ポケモンカード「シティリーグ2025 シーズン1」 9月分析レポート
はじめに
初めましてnoirと申します。
近畿圏を中心にポケカを趣味にしている社会人です。
9月頭からシティリーグS1が開始し、それらの分析や環境読みなどを行なったものが、友人などから好評であったため、noteを制作してみようと試みました。
簡易的ではございますが、シティリーグに臨む際の助力になれれば幸いです。普通だったら戦果とか書くんでしょうけど、いちいちめんどくさいので、割愛します
分析方法について
本分析レポートは以下のルールを持ち分析を行っております。
ポケモンカード公式のシティリーグの結果かから、自身の価値基準にてデッキタイプを分けて、入賞率を取っている。
各都道府県で結果は分けずに全国一括した入賞率とする。
入賞率の表記はTop9+その他の10種に絞った結果とする。
私自身の事情により本統計は土日祝にのみ絞り込んだ結果とする。
入賞率の推移によって特質的な点を簡単に記述を行う。
入賞率を見たうえで独自の分析で次週の環境読みを行う。
※環境読みや特質点については個人的なものになります。ご了承ください。
以上を基準として本noteを制作しております。
1週目
1週目のシェア率は以下グラフのようになります。
1週目の特質すべき点は以下であったと考察できます。
入賞率10%以上を取っている、タケルライコ19.1%、悪リザードン15.0%、ドラパルト13.0%がtire1と言える。
上記3デッキはじゃんけんのように一方に強く一方に弱い3つとなっており、次週はこの3タイプが互いにメタを張りながらの環境が進むと考察される。
サーナイト、ルギア、レジドラゴ、トドロクツキが5%以上10%未満でtire2と言える。
上記4つのtire2デッキはtire1のデッキタイプに食らいつけるスペックがあるため、伸びしろが大いに見られtire1に入ってくる可能性もあると考察できる。
登場して間もないソウブレイズの活躍が見られ、研究が未完全なため伸びしろがある可能性がある。
他にも考察できる点はあるが、割愛とさせていただきます。
重要なのはtire1とするデッキタイプが明確化した以上、それらに対してのメタが動きだし、環境の変化がみられていくと考察できます。
2週目
2週目のシェア率は以下グラフのようになります。
2週目の特質すべき点は以下であったと考察できます。
前週tire1としたタケルライコ、悪リザードン、ドラパルトのシェア数は10%以上をキープしているが、タケルライコは約2%、ドラパルトは約3%入賞率が下がっている。しかし、悪リザードンのみ約1%入賞率を上げている。
tire2以降のデッキタイプは入賞率順は大きく変わらないが、ルギアとソウブレイズの2デッキは前週と比較して入賞率を上げている。
tire1がメタを張られる側となったためタケルライコとドラパルトの2種のデッキタイプは減少したとみられる。(例,ルギアの増加によるドラパルトの勝率減少など)
個人的な考察にはなりますし、後出しじゃんけんのようになりますが2週目は悪リザードンの入賞率上昇となると踏んでおりました。
理由は以下が挙げられます。
悪リザードンはタケルライコには有利が付くが、ドラパルトに対して不利となるといわれており、ドラパルトへのメタの採用率を上げることで勝率の上昇を狙ってくると考察しておりました。
なお、悪リザードン自体の対応力の高さ、エーススペックの採用幅の広さや採用カードを多種多様に柔軟に扱えることから、他のtire1よりメタを貼られた時の対応力の高さとメタを採用することでの活躍が期待できると考察している。タケルライコが1週目に入賞率1位をとったことから、タケルライコへのメタが優先的に増え、他のtire1のメタは二の次になると考察したため。
悪リザードンがドラパルトへのメタを張るとなると、ミストエネの採用などがあるが、1週目では3割程度、2週目では7割まで採用率が上がっている。
他のメタカードとなると、ヒーローマントの採用などもあげれます。ヒーローマントは1,2週目の採用データはございませんが、2週目限定のシェア率ではアンフェア採用が50%ヒーローマント採用が20%程度でした。しかし、準優勝と優勝者の採用エーススペックの分布を絞ると、アンフェア採用は40%ヒーローマント採用は30%と変化をしており、最後まで勝ち抜くことを考えるとヒーローマント型が最良の選択だったといえると考察できます。
(自身で悪リザードンの特殊エネルギーの採用率とエーススペックについての調査を行っております。興味があるお声が上がれば別途公表しようと思います。)
3週目
3週目の土日祝はCL東京の開催からシティリーグがなかったため掲載はなしとなります。
4週目
4週目のシェア率は以下グラフのようになります。
4週目の特質すべき点は以下であったと考察できます。
悪リザードンの入賞率がタケルライコを抜き1位となり入賞率の上昇がみられる。
他にもサーナイトやレジドラゴの入賞率が上昇しており、サーナイトはドラパルトを抜く入賞率となっている。
ドラパルトの入賞率が2週間の間10%以上をキープしていたが10%を切っている。
テツノイバラと古代バレットの入賞率がTop9に入ってくるようになり、代わりに2週間頑張っていたソウブレイズとパルキアがtop9外になった。
4週目は悪リザードンがtire1と明確に言える結果である。
メタデッキのテツノイバラが環境の多種多様なデッキに通りがよく、活躍がしやすかったのではないかと考察できる。
またサーナイトの入賞率が上昇していることで10%未満でありながら上位3デッキ内に入っていることは注目したい点である。
5週目環境予想
⚪︎3週目の入賞率10%以上の悪リザードン、タケルライコを中心としたメタゲームの展開が予想される。
タケルライコは1週目から20%〜15%と前後の高い入賞率であるため、プレイヤーのメタへの意識は4週目以前と同様程度であると見込まれるが、1週目から4週目までのリザードンの入賞率の変化を驚異と感じたプレイヤーがタケルライコよりリザードンに対してのメタを張る週になると考察している。
⚪︎4週目からtop9に入ったテツノイバラがリザードンに対してメタを張って戦え、他のデッキに対しても無難に戦えるためシェアの急上昇はないものの一定の通りの良い環境と考察している。
⚪︎シェア率の観点とは別途になるが、Regionalにて活躍したボムドラパやボムテラパゴスの新規参入や入賞率の向上もあり得ると踏んでいるが、ボムテラパゴスは真新しいデッキタイプであることによる練度不足やドラパルトの入賞率の低下が起こっている以上活躍が難しい可能性があるとも考察できる。ぶっちゃけボムドラパやボムテラパゴスについてはほぼ読めない。
簡易的に5週目予想をまとめると下記となります。
⚪︎リザードンがメタの対象になり、入賞率の低下が見込まれる。
⚪︎Regional活躍のボム系統のデッキは使用者の練度や現環境の入賞率から見て伸びるかどうか難しく、活躍具合が読みにくい。ぶっちゃけリザにメタが集まり、2番手のタケルライコが1番の入賞率に返り咲く気がする。
さいごに
今回は9月分をまとめてのレポートとなりますが、しばらくは1週間に1回位(月火)を目途に投稿を続けてもいいかなと思ってます。
皆様のリアクションなどがあるとモチベーションにもつながると思いますので、よろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。