【Dota2プロリーグ】アーリントンメジャーの途中経過とTI出場確定/脱落情報【DPC】
本日はやや速報気味にお送りするのであいさつもそこそこに本題に入ります。
4チームのTI出場が確定、残り8つの招待枠を15チームで争うという状態で始まったTI前最後のDPC大会、アーリントンメジャー。
執筆時点(8/10)で総当たりラウンドが終了し、さらにプレーオフの勝者側トーナメント1回戦まで完了しています。
9位以下で敗退したチームにはDPCポイントが入らないため、TI出場確定が増えたり、脱落が確定したチームも出ています。
現在のDPCポイントの状況がこちら。
メジャー開始前と比較して、Team spirit, beastcoast, Tundra Esports, Asterの4チームの出場が確定。
残る枠4つに対し、未確定のチームが7チームという状況になっています。
アーリントンメジャーのトーナメント表と照らし合わせながら、各チームの出場条件を分かりやすい所から順に確認していきましょう。
Outsiders - Royal Never Give Up
出場が確定する条件は明確です。
勝った方が2回戦も勝てばTI出場確定、負けた方は予選行きです。
ただしこの試合で勝ったチームが2回戦で負けた場合はなかなか複雑です。
ちょっと頑張ろうとしたんですが、あまりの複雑さに文章化するのが大変過ぎて諦めました。すみません。
手に入るポイントが絶妙すぎる…
なお後述しますが、この2チームのどちらかは確実に0ポイント、逆にどちらかは確実に360ポイント以上得るというこの状況は様々なチームへと影響を与えています。
Fnatic - beastcoast
beastcoastは既にTI出場が確定しています。
Fnaticは12位、ちょうど当落線上。
勝てばTI出場決定、負けた場合はOtsdかRNGが360ポイントを得てしまう関係で予選行きが確定します。
特にFnatic9-12位、Outsiders7-8位の場合はDPCポイントわずか0.05差で逆転という運命のイタズラとしかいいようのない点差が発生します。
Entity - Evil Geniuses
Entityは残念ながら優勝してもポイントが足りないため、TI出場権をこの大会で得られないことが確定しています。
Evil Geniusesは勝てばTI出場。
負けると他試合の結果待ちになりますが、Fnaticよりはポイントが多いため、Fnaticが1回戦で負けるとほぼTI出場が転がり込んでくる状況です。
EG負け、Fnatic勝ちの場合はまたしてもOstd - RNG次第になります。
Fnaticとは違いEGはOstdが7-8位でも逆転はしませんが、RNG7-8位の場合には逆転というこれまた絶妙な関係にいます。
BOOM Esports - Team Liquid
どちらのチームも勝てばTI出場確定です。
Team Liquidは現在ポイント13位のため、負けると予選行きが確定します。
BOOMが負けた場合は他試合の結果待ちとなります。
優位なポジションにはつけていますが、それでも整理してみると意外と多くのパターンでTI出場を逃します。
具体的には以下のシナリオでのみ予選行き、それ以外は全てTI出場です。
Gaimin Gladiators
アーリントンメジャーへの出場を逃した彼らはもちろん試合がありませんので、結果待ちです。
DPCポイント上はかなり有利で、実は9割方TI出場が決まっています。
GG自身がポイントを得られないため条件は明快。
自分よりも下位にいる6チームのうち4チームがGGを上回ると予選行きです。
しかも1回戦の組み合わせ上、Otsd - RNG戦で1チーム、BOOM - Liquid戦で1チーム消えるのが確定しています。これで残り4チーム。
もちろんその4チームがさらに2回戦で潰し合います。
そのため、GGがTI出場を逃すシナリオは勝ち残ったチームが限界までポイントを稼げる、このようなパターンだけです。
最後に
実はこの記事、公開してから賞味期限がわずか4時間ほどしかありません。
なぜなら上で挙げたLowerブラケット1回戦が日本時間8/11の0時から始まるためです。
それでもこの記事を書いたのは、個人的にAが勝ってBが負けるとこうなって…というパズルみたいな状況が好きだからです。
そういうこともあって0.05点差の件はどうしても書きたかった。
それでは今から頑張って画像を見繕ってきます。
文章中に突然「画像」とだけ書いてある行が出てきたら、それは私が画像を挿入する予定だったのにすっかり忘れてしまっています。察してください。
それではまた。
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