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【Dota2プロリーグ】DPC終了のお知らせ
タイトルの通りではあるんですが、釣りタイトルっぽい部分も否めないので最初に一個だけ言わせてください。
The International(TI)、Dotaの年間最強を決める大会の方は終了しません。
今年も、そして来年以降も開催されます。
というわけでいきなり話し始めてしまったので今回は開幕テンプレの挨拶もそこそこにお送りします。
さて、今年のTIもいよいよ来月開幕と迫ったこのタイミングで、爆弾級のお知らせが投下されました。
日本語でも公式発表が行われていますので、まずはそちらをご覧になってください。
で、記事にしておいてアレなんですが、この発表に対する個人的な意見はあまり無かったりします。
というのも私は過去の記事でも何度も言及してきた通り、西ヨーロッパ贔屓です。
今現在最もDotaのプロシーンが盛り上がっているこの地域から大会が無くなることは考えられません。そうなったらDotaが終わる日でしょう。
来年以降もTIはやると宣言していますし、まぁちょっと招待枠が不透明になりかねない点は気になりますが、わざわざ声を上げる程のことでもないかなと思っています。
というわけでここで記事を結んでもいいのですが、一応DPCとは何だったのか、ということを私なりにまとめてみようかなと思います。
要はここからは個人的な見解です。いや、ここまでも個人的な見解ですけども。
というわけでDPCの功罪をまとめます。
つまりメリットとデメリット。
・メリット:世界各地域で大会がコンスタントに開催される確約がある
DPCが行われたこの数年間でDotaの世界地図は大きく…とは言えないかもしれませんが、多少は塗り替わりました。
一番大きなトピックはもちろん、南アメリカチームの躍進です。
かつては後進国の誹りも免れなかった国々ですが、今や国際大会でも上位に入るチームが複数存在しています。
このような状況になった要因として、コンスタントに開催されるDPCと、それにより確実に用意されるメジャー枠の存在があったことは間違いありません。
現在進行形で後進国代表となっている日本としても、ひょっとしたら学ぶべきところがあるのかも。(大会運営とかチーム運営に関しては正直何も知らんけど。)
・デメリット:選手の年間スケジュールの固定化
お知らせにも色々と書いてありましたが、一言でまとめるならこういうことかなと思っています。
DPCが始まってからというもの、トッププロたちは年間のかなりの日数をDPCのために割いてきました。
Riyadh MasterみたいなDPCに関係しない大会もあることはありますが、DPCのスケジュールの隙間を縫うように期間を決めさせられていた側面は、ただの観戦者の立場である私からも見て取れました。
トッププロの一人であるanaは、DPCには基本的に参加せず、TIの予選が行われる頃に復帰するのが毎年の恒例行事と化していました。
インタビューでも「DPCに参加する価値はない」というような表現をしていましたし、TI予選かサードパーティの大会にだけ参加して、結果としてTIに出られたらいいし、そうじゃなかったら別にそれだけのこと、というようなスタンスでした。
試合に次ぐ試合というそのスケジュールが、彼の行動を決定づけた一因であると見るのも、決して穿ったものではないはずです。
まとめ:とにかくまずはお疲れ様
このnoteが関係者に届くものなのかどうかと言うと、もちろん届かない可能性の方が圧倒的に高いわけですが、少しでも関わった皆さんに、まずはお疲れ様でしたと言いたいです。
この記事は割と突発的に書き始めたのですが、ここまで書いた今このタイミングで思うことは、DPCはいわゆる「その役目を終えた」状態なのかもしれないな、ということです。
TIへの道のりが整備されたことは評価されるべきですが、あまりにも整備しすぎたのかもしれません。
ここは一回破壊しようというフェーズなのかもしれません。
今後も選手、観客、主催者、関係者全てが上手く回るような形式を模索していくのでしょうし、私としてはそれをただ見ているだけです。
見守りすらしません。ただただ見ていようと思います。
最初に書いた通り、どうあれTIは開催されます。
そして私は今後もTIを応援します。
さぁ今年はOGがいないけど、どこを応援しようか。
そういえばまだ出場チームまとめ書いてなかったですね。来週再来週の課題ということで。
課題があるのはいいことです。解決しようと頑張れるならなおさらです。
…あれ、こんなキレイなまとめ方していいのかな?
たまには許してください。
というわけで短いですが今回はここまでです。
ふと気付いたんですが、私の記事のいつもの挨拶、閉幕テンプレが、なんかこの状況と変な噛み合い方しちゃってますね。
まぁでも開幕をやらなかったんで閉幕はいつも通り締めます。
それではまた。