12/11の「ねほりんぱほりん」を見て思ったこと
ねほりんぱほりん「元メンヘラ製造機」https://www4.nhk.or.jp/nehorin/x/2019-12-11/31/22676/1317065/
どちらかというと付き合うたびに自分がメンヘラになってしまう側なので色々と刺さりました。
先に言わせてもらいますが、あの方々は「メンヘラ製造機」というより「人物依存症製造機」という表現の方がしっくりくると思います。
はっきり言って「メンヘラ」なんて表現、生温すぎますよ。
なりたくてなるのではない
100%の「健全なお付き合い」を目指していても、期間を経ていくと将来のことなどあらゆるものが絡んでいくわけです。
その中で「本当に自分を必要としてくれて、代わりが利かない存在になっているのだろうか」と不安な日々が続くようになり
「私の事、本当に好き?」から始まり、自分から(←ここ重要)「あなたが必要で代わりが利かない存在である」ことをアピールする方法として、ひたすら尽くしてみたり、連絡を頻繁にしたりなど色々な手段を使っていくのです。
反応が無かったり、否定的な意見を言われたりすると「自分の努力不足か」と思い込んでさらにエスカレートしたり、「必要とされてないんだ…」と一人勝手に病んでボロボロになることもありました。
「相手を大切にしたい」反面「自分も大切にされたい」という気持ちがお互いを大切にする行動や行為だと思ってたものが「自他共に依存されたい」という最悪な方向に転んでいたのです。
薬や煙草、酒より「人」の依存性が高い。
連日ワイドショーの話題に上がる「薬物依存」、薬物と縁はなくとも身近に存在していたりするニコ中アル中…どれも心身ともに依存性の高いものだといわれています。
手を出すきっかけは自らであったり、誰かからの誘いや影響だったりします。
反対に、依存から抜け出そうと動いたときに、自力では到底難しく、医者や自助会、身近な誰かに助けを求めることもあると思います。
断ち切るときは特に、嫌でも「人」と関わります。
助けてくれた人が命の恩人のように思えます。その恩人である「誰か」に依存してしまう可能性も高くなります。
本当の意味で依存から断ち切るのって本当に難しいと思います。
依存してる状態をたとえるなら、
アルコール依存症→「酒がないと生きていけない」
薬物依存症→「クスリがないと生きていけない」
ニコチン中毒者→「煙草がないと生きてけない」
人物依存症(この回で言うメンヘラ)→
「あなたがいないと生きていけない」
自分がその状態であることに気がついたとき、正直ゾッとしました。なぜなら、自分が他人からそんなこと言われたことがなかったからです。
そこまで言われたことがない=「誰でも良かった」「絶対に私である必要はない」「代わりならいくらでもいる」中でランダムに選ばれた1人でしかなかったという意識が強かったからだと思います。
24時間常に一緒に過ごしたいわけでなく、相手の生活の一部として「自分のことを必要とされている」ことだけを実感したいだけなのに、こんなにこじれるんでしょうね。
新たな目標に向けてサポートいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。