ロードトリップ 2日目
朝早く6時起きで本日の目的地、グランドキャニオンへ向かう。ホテルから3時間ほど車を走らせてやっと到着。サウスリムの入口からはいった。はじめてのグランドキャニオン、サウスリムからの景色は圧巻で、自然が長い時間をかけて作りあげたアートのようだった。アメリカの先住民達がこの場所を歩いていたというのも納得できる。大地から無限のパワーをもらえるような気がする。
かつてルーズベルト大統領は、"すべてのアメリカ人は死ぬ前に一度グランドキャニオンを訪れるべき"と言ったらしい。確かにこんな絶景を見ずに一生を終えるなんて勿体なさすぎる。
こんな絶景を横目に話題に上がるのは、フライトがキャンセルになり来られなくなったコロンビア人のこと。彼女は車のキャンセル料や宿泊代の支払いを巡り、納得しておらず、全て彼女も含めて予約したにも関わらず、お金は払わないと言っており、これに対して残りの人たちが激怒。旅の計画を立てていた時点から少し無責任なところがあるなあと思っていたけれど、それがここではっきり出てきて全員呆れた。結局リーダー格の子がメッセージなどで連絡を取り、解決したのでよかったが、お金が絡む問題はやはり深刻なことになりかねない。今後も人と旅をする時は信用できる人かどうか、気をつけようと強く思った。(マイナスなことを書いていたら気分がまた下がってきた。今後マイナス面書くか書かないか迷うなあ)
グランドキャニオンは他のナショナルパークに比べて、野生の動物達をみる機会は少なかったように思う。まあ写真の通りかなり乾燥していて植物も少ない。動物達が生きていくにはかなり過酷な環境なのだろう。とはいえグランドキャニオン内を歩いているとリスにはたくさん遭遇する。かなり人馴れしている様子だった。
本気でハイキングをしようと思ったら、2〜5時間は歩くことを覚悟した方がいい。今回は時間の関係でグランドキャニオンで長時間のハイキングはしなかったが、時間がある場合はゆっくり歩き回ってみるとまた違った景色が見えるかもしれない。
グランドキャニオンを満喫後は車で今夜のホテルへと向かう。まだ2日目にもかかわらず既にお尻が痛い。当たり前だ、1台の車に8人とそれぞれの荷物が詰め込まれているのだ。しっかり座ることもままならない。先が思いやられる。
ただ景色は素晴らしい。普段都会で生活している自分からすると全く違う世界だ。アメリカは州ごとに特色があるので旅をするには本当に面白い場所だなあと思う。明日も絶景を見に行こう。
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