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【美術館巡り】 グッゲンハイム美術館

ニューヨークはアート好き、美術館好きにとってはまさに天国のような場所だと思う。住んでいるうちに行きたいところはできれば足を運びたいと考えた結果、一時期は毎週末美術館にいるなんてこともざらにあった。

ニューヨークにたくさんある美術館の中でも好きなグッゲンハイムについて思ったことを書き留めておく。

グッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum)

まずこの外観にもう心つかまれる。
絵を見るとか以前にこの建物で「はあ、好き…」とため息が出る。(若干気持ちわるいが悪しからず)


建築家、フランク・ロイド・ライトの設計によるもので、彼はこの美術館の完成を見ることなくこの世を去ったらしい。

中に入ると下から上まで幅の広いスロープが続いている。

絵を見るだけでなく、人が各階を行き来する様子を眺めているだけでも楽しい。
むしろグッゲンハイムの場合、絵を見るというよりは美術館を訪れる人々を観察する方が興味深い。

膨大な数の展示数ではないので無理なく見れる。

時間帯にもよるかもしれないが、人がうまい具合に分散されているので絵をじっくり楽しみたい人にはおすすめ。

セザンヌ、ゴッホ、ピカソなどの作品が見られる。


共感してくれる人がいるかどうかはわからないが、館内の音が建物内に反響する感じがすごく好き。

人が歩く音や会話している声、館内のBGMが建築の影響なのか共鳴しあって音が歪む感じが面白い。

天井。明るい陽が差し込む。


最上階から下を眺めてみるのも面白い。




美術館の記録として書いておきながら絵について全く書かないというのもどうかと思うが、まあそれぞれの感じたそのままを大事にしてほしいという思いも込めて記録として残しておく。

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