先輩と私

先輩から

デコポン着きました
3時半過ぎたらどうぞ
とメールが
毎日昼寝している先輩からの
昼寝明け時間指定なり

が、しかし
返事メールしても返信なし
3時半過ぎて何度電話しても誰もでない

すわ、とうとう💦
倒れた?

ま、ウォーキングがてら見回りに行こうか
と支度していたら入電

s:玄関にいたのよ
お客さんが次々きたからわからなかった
k:心配したー。何事もなく良かった良かった

ご主人は相変わらず妻がいたら電話にも出ないことも再確認なり

k:ウォーキングがてら行きます
s:そーふーん
k:え、何?
s:本があるから重たいよ
k:えーっ、では車で

k:あら、美容集会したんじゃないの?全然変わらない
s:そ、今回は切っただけだから、ひ、ひ、ひ

先輩のマンションではもう15年以上
美容師さんを呼んで1室に仲間が集まり
カット、カラーリング、パーマまでしているのてある

果たして
私はデコポンとともに
お仲間とかからの既読文庫本とか雑誌とかを持ち帰るのである。

毎回の合言葉

s:メルカリで儲けてね!

k:儲かるわけないです!

何か勘違いしてるままを装う先輩

って
儲からんのじゃ!
てか、休止中なり

さて、本をどうしようかと
デコポンを食べながら考える
部屋中に漂うデコポンの香りに癒される

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