体内時計の秘密 その1 気まぐれエッセイ
体内時計の秘密
って書くと掴みが強力かと(笑)
あれは小学時代の転校でございます。
やっと字が読め書けるようになったワタクシが教育熱心な小学校へ
算数もすべて??よくわからない
授業中も、ポーッとしてる
学級では、気遅れ気味でノロノロ状態
当然、まわりからは知恵遅れ的扱い
最初の家庭訪問で、ベテラン女性担任と
意気投合したのか、はたまた闘志を燃やしたのか
ワタクシは、ピアノ、書道に通い始めました。
なんならバレエもとバレエ漫画を見ていたワタクシは幼心に思いましたが、その時は即却下、後日、小学4年で妹とともに通えたのですが^_^
とにかくお稽古事は大変でした💧
何しろ知恵遅れ?
体内時計はゆっくり進む夢見る夢子で、ポーッとして、その地でも昆虫を追いかけ野山を彷徨っておりましたのでね。
洋館に住むピアノのおじいさん先生は厳しく
タマゴ型を握らされ手の形をしつこく言われたり(型にはまれないワタクシ)
スピッツもうるさいから嫌
門から続く石畳の脇にはえていたクローバーから四つ葉探しを始めて夢中になり、時間が過ぎ、そのまま帰宅し、とぼけていたけど、即バレて叱られたりとか。
知恵遅れ生活はエンドレスに続くのかと思われましたが
しかーし、長い知恵遅れ時代からの脱却の時が来たのです。
次の年、学級で、本を読もう年間計画!みたいな目標をたて、読書推進となりました。
ワタクシは、ひとりの時間を過ごすため、本はよく読んでいたものです。手当たり次第何でも^_^
学級文庫の馬鹿馬鹿しい本たちは即読み切り、学校図書館へ
学校図書館とは言っても、司書がいるわけでもなく、しょぼい蔵書。
伝記物、冒険物、小公女小公子、母を訪ねて何百キロ、ママ母物、図鑑とか、ほか何?
残念な蔵書でした💧
学校図書も読めるものは読み切り
学級読んだ本の数棒グラフが何本も並んだ時
とうとうワタクシの知恵遅れ伝説は終わったのであります!
両親は、本を読ませとけばなんとかなるかもという淡い期待を抱き、ワタクシのために、少年少女文学全集とか、本は次々に購入してくれたのでございます。
本は異端児を救う!
しかし、イジメは終わりませんでした。
続く
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