何故メンヘラはサブカルやオンラインに依存するのか
※お断り:この記事は精神的にに不安定な方を蔑む内容ではありません。私の経験からくる勝手な想像が多いです
自分の友人の結婚きっかけを思い出してみたのですが、しているヤツ全員ゲームとかネットでした。今の時代「当たり前だろ」とお思いでしょうが、なんだかんだ私は40代ですので、そこに出会いを求めるのはまだそこまでメジャーな時代の人間ではありません。世間がどうなのかわかりませんが私自身は今でもずっと抵抗があるタイプです。その中でも複数名きっかけとしてあったのがモンハンでした(すでに離婚している奴もいますが)そして割合として相手方が精神的な疾患を持っている率が高いという事実がありました。
ゲームやネットというものとはおそらく最も付き合いの長い世代だと思いますが、そこだけは「なぜだろう」という疑問が長年ありました。ただ歳を重ねるにつれそして経験から一定の仮説が生まれました。決してそういう人を蔑む内容ではありませんので、理解の上お読みください。
私も一時期そういった人とお付き合いがありました(以後敢えて「メンヘラ」と記載します)そういった人の悩みやその周りに人の大変さについては多少理解しているつもりです。ただ私は結婚というところまで至ることはなく別れました。まぁ私もそこに至るに色々とあったのですが、最終的なゴールにはいきませんでしたので前述の友人を数名例に出すと…
A:モンハンで出会ってそのまま結婚
B:モンハン(だったかネトゲ)で出会って結婚(再婚)
C:ネット掲示板で出会って結婚(離婚済み)
D:ネットで出会い一緒にコスプレ(多分結婚してる)
E:大学で出会い結婚したが、その後ネットやゲーム漬け(離婚済み)
※私の友人なので全員男で相手が女性です
全員ではないですが、この中でCDは相手方がメンヘラでした(Aも比較的そうかも)当時はそういったことは全く考えず、友人に彼女がいる嫁が出来たくらいでしか見ていませんでした。ですがその後、付き合いまでの経緯であったり結婚生活を聞くと随分と「大変やな」という感想にしかなりませんでした。それでも愛があればいいんだとは思いますが、なんだかんだ友人が苦労しているのを見ていたので素直には応援できないという部分もありました。そんな苦労話は置いといて、なんでかそういうメンタルの人と出会う率が高いなといつからか思い始めたもんです(Cが付き合い始めたあたりです)
Cの友人を例に出してお話します。当時友人が30ちょっと前、彼女がまだ17歳だったと思います。そもそもその段階で「おいおい、お前どこで見つけた」って内輪で話題になったもんです。出会ったきっかけはうろ覚えですが、なんか占い系のサイトだったと思います。なぜ本人がそこに至ったのかは聞いていませんが、結果としてそこで出会ったわけです。そして付き合い始めた。確か遠距離だったはずです、都内と北陸だったと思います。そして付き合い始めてから知ったのですが、彼女がメンヘラでした。普通そんなに友人同士の集まりに彼女までついてくることってないと思いますが、この彼女は割りと平然とついてきていました。社交性のある人なのかなって最初は思いましたがその真逆でした。彼から離れることが出来ないという感じです。そもそもまだ未成年でしたし、高校を出てすぐに友人のところに押しかけてきたので社会を知らないって感じでした。それで随分交友関係が阻害された記憶はあります。ただ表向きイヤとも言えず、裏では共通の友人たちと「面倒なの拾っちゃったな」と言い合っていたもんです。結果付き合って5年くらいで結婚しました。ですがそれまでの経緯で色々とあったもんですから、友人たちはあまり祝福しなかったのも覚えています。
結婚後の生活もそう褒められたものではありませんでした。友人はしっかりとした会社に勤めていますが、嫁といえば働くことはほぼなくニート嫁といって差し支えないタイプでした。元々ネットやゲームが共通の趣味で出会っているので、それに基本的に没頭している、家事をするわけでもない、あげく旦那の行動にまで制限をつける。友人としては「不憫」の一言でした。ですがこれも数年前とうとう離婚という、友人としては最良の結果(?)に落ち着きました。
なんか散々人の嫁をディスる文章になってしまいましたが(w)、C以外の他の彼女(嫁)も似たようなケースが多かったです。生活がどうだったかは知らない部分もありますが、一つだけ揺るがないのは全てネット経由でのきっかけだったということです。別にそれが普及した世代の我々ですから何も珍しいことではないのですが、オタカルチャーの方面に関してこの傾向が強いんじゃなかろうかと個人的に思っています。なぜこんなことを書こうと思ったかというと、実は先日モンハンの配信の件で少ししたためましたが、私の参加した配信主の人もその傾向があるように感じました。絶対とは言い切れませんが、配信での言動やご本人のツイッターでの発信内容を見ているとあながち間違っていないと思います。私の判断材料ですが、以下の通りです。
・生活が不規則(どうみても普通に仕事しているとは思えない)
・人との接点を積極的に過剰なまでに求める
・性的な話に対して比較的寛容
・女性1:男性多数という状況に抵抗がない
・サブカル界隈に多い(これは副次的な内容ですが後程説明)
躁鬱や統合失調症の病気になる人の傾向として「(親の)愛に飢えている」というケースがあると聞きます。事実私の関わった人はそうでした。一緒に病院に行ったときに医者からそういう話を聞いています。全ての人がそうではないと思いますが、何かしらのその傾向はあるのかなと思います。だからといってサブカル界隈に多いというのは何ぞという話になりますが、ここからが私の仮説の本題です。
どうしてもサブカル(アニメ・ゲーム)というのが当初男性趣味でオタクというものの代名詞的なものでした。女性がいないというわけではありませんが、それは今の時代成熟してきて趣味として出して恥ずかしくないものまで昇華されてきたからだと思います。そして男性多数女性少数という構図からもわかる通り「少ない女に男が群がる」という構図が構成されます。そういった場所に行けば付き合うというところまでは行く必要もなく、一方的な愛の感情を受けることができます。満たされるんでしょうね愛というものに。特定の誰かである必要はなく、とにかく降り注ぐそれを浴びていることが幸せなんだろうなと思います。何かが原因で自分の心に穴が開き、それを満たすためにその世界に身を置く。ただしその心には穴がいているので充足することはなく常に供給されなくてはいけない。だからこそそういった場所にいなくてはならない。
ゲームのオンライン配信にしてもコスプレの世界にしても、周りに自分を見てくれる気にしてくれる人がいるというのが彼女たちにとってこの上ない幸せなのでしょう。私も友人とその彼女を客観的に見ていた頃、今のような説明はできませんでしたが「彼氏いるのにそれじゃダメなんかね?」って思っていました。それはそれで確実な愛の供給元として彼氏を設け、それ以外の第二供給源として第三者を切らない。彼氏が辛いってのはこの時うすうす感づいていました。これも断定するわけではないですが、こういった人の場合性的な関係に発展するのも普通よりハードルは低かったように感じます。そういうのを目的で近づく人も多いことでしょう。実際先日の配信なんかを見ていても、そういったとこスレスレの発言が見てとれます。配信中にボーダーを超えてはいませんが、男は裏で何やってるか分かったもんじゃないですよ。それだけは絶対にやめたほうがいいと申し上げておきます。これは私の失敗談から語っていますので全てそうであると誤解しないでください。それだとただの女性蔑視になってしまいます。私としても人生最大の失敗だと思っています。その時は「助けるためだ」なんて自分を正当化しましたが、それは今では間違いだったとわかっています。しかしその彼女と別れる時最後に「君がいなかったら私はもっと早く死んでいた、ありがとう」と言われました。それが今でもずっと胸の中に刺さっています、良くも悪くも。
こういった病気だと普通の生活は困難です。普通に仕事に就けている人は少なかったです(頑張っている人もいると思いますが)女性のメンヘラの話ばかりですが、逆にこれが男性の場合そうはいかないと思います。やっぱりこの構図って「女性がそうである」というところがあると思います。また全てのメンヘラの人がそうであるとも思いません。こうやって何かしらの救いを求めることが出来るだけプラスであり、その求めに応じてくれるだけでも幸せなんだと思います。大多数はきっともっとつらく大変な生活をしていると思います。我々素人がそういった人たちの治療をすることはできませんが、心の安寧を与えることは可能です。ですがそこで変な一線を越えようとしないことです。それは病からくる行動なので本心とは異なります。それを本気にしてしまうことはあるかもしれませんが、それを冷静に客観的に判断できるようにしてください。今回の話の本題としてオタ界隈を絡めてお話しましたが、この界隈に限った話でもないと思います。ただどうしても女日照り率が高いオタ男子ですw(この女日照りという言葉を考えた私の友人は天才だと思ってる)ちょっとすり寄ってきてコロリと堕ちてしまうケースは多々あります、悲しい生き物やで。
私の周りの例がそうであっただけで、コスプレイヤーや配信者をそういった病気の人が多いという偏見を持たないで欲しいですし、そういったバイアスを設けて見て欲しくはないです。これだけ書いといてなんですが。その人が持つ不孝を一緒に背負う覚悟があなたにあるならともに歩めばいいんです。