[沖ドキゴールド]店舗分析から分かるリセット判別方法 [MSP]
こんにちは。MSPでハイエナ担当を行ってる(@fukuoka_surotto)ノホホといいます。
沖ドキGOLDは天井狙い、リセット狙いや通常B狙い、有利区間切れ狙いなど様々な狙い方があり
色んな発信者さんが沖ドキGOLDの打ち方を考察し期待値計算されていますが
リセット狙いや初回の有利区間切れ狙いに関しては
台がリセットされた前提で作られている期待値表のため
リセット傾向を把握しておらず据え置きのホールで打ってしまうと
知らないところで欠損部分を打ってしまうことが十分ありえる機種となっています。
何も知らずにそのまま打つと期待値表通りには当然ならないので
その店舗のリセット傾向を自分で判断出来る人が
沖ドキGOLDの期待値稼働する際に重要な要素となっています。
有利区間天井狙いの機械割やその他の狙い目に関してはもずくさんの有料noteを参考にして見てください。
今回のnoteは「誰でも沖ドキGOLDの据え置きかリセットの傾向を判別することが出来る!」を目的として記事を作成して見ました。
中にはサンプル数を集めて統計を取ったことがないという人もいると思うので
ExcelやGoogleスプレットシートの使い方も説明しながら
分かりやすく記事を作っています。
これを知れば他のライバルと差をつけ収支を伸ばすことが出来ると思うので
ぜひ参考にして見て下さい。
お店が台にリセットをかける4つのパターン
沖ドキGOLDのリセット判別方法を説明する前に
精度を上げるため店舗ごとのリセット傾向について軽く説明しておきます。
私は専業として様々なホールを見て来ましたが
ホールのリセット傾向としては大きく4つの傾向に別れると思っています。
②はデータから判別するのがリセット判断を行うのが難しいため
リセット狙いをする際は①のホールを見つけリセット狙いを行っていくのが基本となっていきます。
またリセット判別を行う際に例外として
✅:店舗のイベ日やイベ日の1日後、新台入替日等に関しては
②,③,④の傾向があるホールでも全台リセットされることが店舗によって考えられます。
その傾向が分かればリセット狙いを行うことが出来るので
自分の行くホールがどの傾向に当てはまるか分析して狙うのが大切ですね。
据え置きとリセットの挙動について
ここからは沖ドキGOLDのリセット挙動について説明していきます。
朝一でリセットと据え置きで大きく差がある部分は以下の4点です。
後に説明しますが一番精度を高く判別を行えるのが①なので
①をメインにしたリセット判別を今回は紹介していきます。
①200G以内の当選率
今回メインで使用する判別方法です。
リセット時は200G以内に当選するチャンスモードに移行することがあり
恩恵として以下のような仕様が解析値として公表されています。
リセット時は約40%でチャンスモードに移行するので
据え置き時とリセットの200G以内の初当たり確率の差で判別を行う方法です。
実践値のリセットデータのみでお伝えすると据え置きデータを完全に除外することが出来ないので
今回は実践値と解析値の合わせで
リセット後と据え置き時で200G以内の当選率を算出して見ました。
✅:市場平均(機械割100.5%)だと以下のようになっています。
となりました。
数値として20%の差があるので判別として分かりやすく
今回は①をメインにした判別方法としました。
また、設定により初当たり確率が違うので200G以内当選率の数値は変化します。
計算して見た結果
✅:低設定主体(設定1ベース)だと
✅:沖スロの稼働が強いお店(設定3ベース)だと
となりました。
店舗により沖ドキGOLDの扱い方が異なってくると思うので
周りの客付きや店舗内を見て使用する数値を判断して見てください。
②前日と合わせ1000G越えの当選
履歴データの中に
があった際は200+870=1070 となり
沖ドキGOLDの天井1000Gを超えたのでリセット濃厚となります。
実践値でのリセットデータを見ると968G以上ハマっていた台は1.7%しかないので
リセから合計1000G超えることは少ないとは思いますが
データとして見つけることが出来れば
判断材料としては十分強そうです。
③前日と合わせて1000Gで当選
履歴データの中に
があった場合は400+600=1000 となり
沖ドキGOLDの天井1000Gの初当たりと被るため据え置きの可能性は上がります。
ここで注意して欲しいのは非有利区間から有利区間の移行やペナルティで天井ゲーム数が伸びる点です。
実践値のデータで見ると
1000Gピッタリで当選したデータは約50%しかなく
それ以外は1001G以降で当選していました。
(最長は1014Gで当選)
ペナルティなども含み判別が難しいため
判断材料として軽く追加するくらいがいいと思ってます。
④当日のみでの400G当選率
解析値ではリセット時の通常ABは25%で399G天井となると公表されています。
判別材料としては良さそうですが
こちらも実践値ベースで初当たりを見ると
非有利区間から有利区間に最低1Gは必要となるため399Gピッタリで当選するわけではなく
実際は400G以降で当選していました。
また非有利区間が必ず1Gで移行しないことや
ペナルティの影響もあり
こちらも400G当選の割合は全体の63.6%しかありませんでした。
こちらも③の時と同じく
400Gで当たっていたら判断材料として軽く追加するくらいがいいと思ってます。
ちなみに実践値ベースの初当たり確率で見ると400G天井の当選は全体の3.5%程ありました。
33台中に1台で400G天井で当たる傾向が見られそうですね(振り分けは上に記載)
リセット判別方法
据え置きとリセット時の挙動の違いを利用して
ここからは①から④をどのように使用し判別するかを説明して行きます。
今回はホールで実際に稼働した
A店のデータとB店の1週間分のデータを使用し
据え置きかリセットかの判別を実際に行って見ました。
一連の流れはこのようになっています。
①リセット判別を行いたい店舗の朝イチデータと前日最終データを集計
②前日と当日のゲーム数を足す
③据え置き時とリセットについて記入
④400Gで当選したデータを調べる
⑤1日で集計したデータの数を数える
⑥1日で200以内に当選した台を集計
⑦1日で200以内の全体当選率を計算
実際に行いながら順を追って説明します。
【A店のリセット傾向】
①リセット判別を行いたい店舗の朝イチデータと前日最終データを集計
まずはA店の1週間分のデータから判別を行っていきます。
こちらのホールには沖ドキGOLDが20台導入されていて
1日目の朝イチの稼働データを集計して見たところ以下の通りになりました。
店舗ごとに置かれている沖ドキGOLDの台数は違うと思うので
公開されたデータを見て画像と同じように1つ1つ手入力し書いていくのがいいと思います。
ここから下図の通り「合計」「リセ判断」「400G当選」と新しくデータを追加していくので
順を追って説明していきます。
②前日と当日のゲーム数を足す(合計の欄を作成)
1000Gピッタリ当選や1000G越え当選の判断を行うために
朝一当たりと前日最終のデータを足していきます。
下図のようにSUM関数を使って範囲を選択すると足し算を行ってくれるので
オートフィル機能を使ってそれを下のデータまで引っ張ると効率的です。
③据え置き時とリセットについて記入(リセ判断の欄を作成)
②で使用したSUM関数の数値から情報をまとめていきます。
・前日と合わせて1000Gの当選が据え置き濃厚で
・前日と合わせ1000Gを越えた当選がリセット濃厚なので
今回は1000Gから1003Gで当選したデータを
「据え置き」
1004G以降で当選したデータを
「リセ濃厚」
と書いていきました。1つずつ確認して記入していって下さい。
④400Gで当選したデータを調べる(400G当選の欄を作成)
400Gで当たったデータはリセットの可能性が高いので
最初の朝イチデータから400Gで当選したデータをまとめていきます。
リセット400G天井の25%は400~402Gの間で当たるので
今回は400Gから402Gで当選したデータを
〇と記入していきました。
1つずつ確認して見たところデータ内では当選してなかったので
今回は記入していません。
⑤1日で集計したデータの数を数える(サンプル数の欄に記入)
朝イチ当たりを集計したサンプル数を数えていきます。
1つずつ数えても大丈夫ですがミスをしないようにするには
セル範囲を選択してCOUNT関数を使うと便利です。
⑥1日で200以内に当選した台を集計(200G以内当選率の欄に記入)
朝一200G以内で当たったサンプル数を数えていきます。
こちらも1つずつ数えても問題ありませんが
ミスをしないようにするには下図の画像のように
セル範囲を指定してCOUNTIF関数を使うと便利です。
入力は=COUNTIF(セル範囲,"<=200")としていきます。
⑦1日で200以内の全体当選率を計算(全体の欄に記入)
200G以内で当たった全体の当選率を算出します。
計算式は(200G以内の当選率)/(サンプル数)なので
下図の画像の通りに計算すれば求められます。
1日分の集計を行って見た結果
今回は200G以内の当選率が60%となりました。
サンプル数によりズレはありますが全体的に当選率は高めですね。
ここまでの過程を行ったら下図の通りになっていると思うので
これを1日目でやった時と同じように1週間分集計を行いA店20台分のサンプルを集めました。
それがこちらとなっています。
朝イチで当たらなかったデータはサンプルから除外したのでサンプル数は少しだけ減っています。
このサンプルから全体のサンプル数を集計したところ結果はこのようになりました。
データを集めて得られた傾向はこんな感じです。
・全体での200G当選率:67%
・リセ濃厚のデータ:133件中6件
・400Gの当選:133件中5件
・前日最終と合わせ1000Gの当選:なし
このような結果から以下のような推測をしました。
として判断しました。
流れとしてはこのように判別を行っていき店舗ごとの傾向を掴んでいく形となります。
次はB店の1週間データを判別していきます。
【B店のリセット傾向】
A店と同じように集計を行い
同じようにB店の朝イチ1週間分のデータを集めて見ました。
こちらのホールには沖ドキGOLDは22台導入されており
A店と同じように
1週間分のデータを集計して見たところ内容は以下の通りとなりました。
A店と比較すると200G以内の当選率が少なく感じますね。
同じように全体のサンプル数を集計したところ結果は以下の通りとなりました。
データを集めて得られた傾向はこんな感じです。
・全体での200G当選率:47%
・リセ濃厚のデータ:153件中2件
・400Gの当選:153件中2件
・前日最終と合わせ1000Gの当選:153件中7件
これらのデータからB店のリセット傾向は以下のように推定しました。
こんな感じて推定しました。
全リセ傾向のあるA店とB店では挙動が異なる部分があるのでデータを取って比較すれば判別を行うことが可能ですね。
まとめ
今回の記事の内容をまとめて見ました。
・200G以内の当選率は設定で異なるが全体の65%以上あればリセ濃厚
・据え置きでの200G以内の当選率は全体の50%以下(設定で異なる)
・それ以外の判別は参考程度に使う
傾向を掴むためのサンプル数で悩む方もいると思いますが
個人的には100台ぐらいサンプル数を集めれば
他の部分も合わせて全リセか据え置きかの傾向は掴めると思っています。
(それ以下のサンプル数でも判別することは可能ですが精度は保証しません)
集計して全体な当選率が55%~60%くらいの微妙な数字になったら
サンプル数を増やしたり
半リセ傾向のお店やイベ日が重なっている?
など別の理由を考えて見てもいいかも知れませんね。
そこは自分なりに考えて検証して見てください。
何か質問がある人はTwitterのDM(@fukuoka_surotto)の方でよろしくお願いします。
今回は難しい内容を書いてしまいましたが
自分だけが知ってる情報があるとライバルと大きな差をつけることが出来ると思うので
ぜひ試して見て下さい。では
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