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いつまで経ってもイッパイイッパイの状態から脱け出せないので、自分のベロシティを計測して改善を試みた話

こんにちはこんばんわ、wonoheです。

ACALLでエンジニアリングマネージャーとして、日がなえっちらおっちらと
業務に取り組んでいるわけですが、いずこのマネージャーも大体はそうだと思うんですけど、毎日やることがたくさんあるわけです。

果てしないTODOリスト

私は自分のToDoリストをNotionで管理してます。

Notionの「あーこういう情報も管理したいなー」とふと思ったことが、
90%以上の確率で実現できてしまうところが大好きです。
ご興味ある方は是非こちらから利用してみてください!
Chrome ExtentionもあるしWebClipもしやすい!個人ユースなら無料で使えますので!コミュニティも活発だし良いですよ!

話が脱線しましたが、Notionのカレンダーにその日にやるToDoをいれていっています。こんな感じに。

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タスクを計画した時点では、「よし、これならやれそう」と思ってます。
会社の人に「嘘つけ!」って言われそうですけど、思ってるんです。

タスクが終わらない・・・

いざ取り組むと計画したタスクがさっぱり終わらず、翌日へ翌日へとタスクを持ち越しているうちに、金曜にはこんな体たらくになっている訳です。

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タスクが多すぎて終わる気がまったくしない・・・・

そんなわけで、次の週こそは・・・と思い直してまた計画するわけですが、やっぱりできない。同じようにタスクが延々と持ち越される。
そんな日々が続きました。

自分を戒める

これではいけません。やれないことは計画してはいけない。
やります、と計画したけどやれないのは自分にとっても、関係者にとっても不誠実ですし、メンタルヘルス上よろしくありません。

唐突ですがACALLではスクラム開発をしてます。
スクラム開発はベロシティを計測して、継続的改善をしていく開発手法です。ここで私は閃きました。

自分でスクラムやりゃいいんじゃん

スクラムでは、スプリントのベロシティを計測して、そのベロシティを基本としてスプリント内のタスクを計画します。
あれを自分にも適用すりゃ無理のない計画がひけそう!ということに気付いてしまったので、まず自分のベロシティを計測するようにしました。

ベロシティの基準を決める

ベロシティは相対的な数字で計算するので、まず自分のタスクの中で、基準とするものを決めました。業務に関わるので具体的な内容は割愛しますが、下記条件を満たすタスクを探し、基準として設定しました。

・ある程度継続的に発生する
・作業時間にブレが少ない
・作業時間が大きすぎない

私が設定したのは概ね作業時間としては1~2時間程度かかるであろうタスクを選び、それをベロシティの「1」と設定しました
これは忘れないようにNotionのDescriptionに記載してます。

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各タスクにサイズをいれていざ開始!

登録タスクに基準に基づいたサイズを入れていきます。
これまでは漫然とタスクを詰め込み、消化していっていたのですが、
サイズをいれることで、「いやさすがにこの数字は無理だろう」という意識が働きやすくなった気がします。そして1週間こなした結果、下記のような結果に。

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数字のところがサイズで、上の画像に出ているタスクは全て完了したものです。金曜~翌週木曜、というスプリントで考えると、ベロシティは14でした。基準の1が1~2時間かかる、という前提でいくと、このスプリントはかなり消化できたと思われます

ベロシティは継続的に計測しないと分からない

実際には、週によって会議があったり祝日があったりするので、ベロシティは1回計測しただけでは分かりません。今回は14でしたが、自分の肌感ではもうちょっと少ないのでは、と思っています。

ただ、こうやって自分の消化できるキャパシティが数値化されることはとても重要です。数値化されると客観的な判断がしやすくなるので、何か依頼を受けたときでもベロシティを考えて、スケジューリングができるのではと思います。

まずは状況の可視化、そしてカイゼン、という流れが大事なので、
これからも1人スクラムとしてベロシティ計測を続けていきます!

Enjoy!