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shinobuwada
エンゼルバンク~転職代理人 2010年
最近、ドラマや映画を観ていると、時々はっとするようなセリフに出会うことがある。その一つがこちら。
「このまま放っておいたら、日本の経済はほんと、駄目になっちゃうからね。」
「まさかぁ。」
「そうやってね、みんな君みたいに危機意識が薄い。心の何処かで国がなんとかしてくれると思ってる。
医療・司法・教育、この3つを守らなければ、日本は崩壊してしまう。」
「医療・司法・教育。もしかしてこの話って江村にもしました。」
「彼もこの計画の一員だからね。彼は、医療の分野から僕の協力者になろうとしてくれてる。心強いよ。
それに、さっきの3つだけじゃない。環境・情報・福祉・農業や支援が必要な産業を保護していく必要はある。だから、国に頼らず世の中を変えるために僕はこの計画を実行しようとしてるんだ。」
「普通のサラリーマンには、そんなこと無理ですよ。」
「そんな固定概念、思い込みは捨てたほうがいい。」
「え。」
「一人ひとりの小さな意識改革、そこから日本支配計画は始まる。今までの価値観を捨てないと、人は幸せにはなれないからね。」
医療・司法・教育、まさにいまタイムリーに問題が吹き出しているところ。15年の間、放ったらかし、先延ばしにしてきて、ついに耐えきれなくなったというところか。