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【1,000万円貯めるには】「30歳までに1,000万円貯める!」を目標にした理由
特に明確な目的があったわけではありませんでした。25歳のとき、日経ウーマンという雑誌で、「30歳までに1,000万円貯める!」というような特集があり、「これだ!」とピンときたのがきっかけです。
■なにか物足りなかった
当時、社会人3年目のわたしは、頻繁にブックカフェに通っていました。そのブックカフェは本屋に併設されていて、購入前の本を持ち込んで読むことができるという天国のような場所でした。
(参考)わたしの通っていたブックカフェではないですが、購入前の本持ち込みOKのスタバブックカフェはこちら。雑誌は持ち込みNGのところが多いのでご注意を。
本屋にある大量の本が、珈琲1杯で、読み放題!ということで、いろんな本を読みました。
当時のわたしは、淡々と仕事をこなし、定時に上がり、帰宅、特に打ち込めるような趣味もなく、なんとなーく日々過ごしていました。自分のなかで、「何か始めたいな」「変わりたいな」という思いをうっすら抱えていたのだろうと思います。自己啓発本やファッション、美容雑誌をよく読んでいました。
そこでたまたま手にとったのが、日経ウーマンという雑誌でした。働く女性のキャリアやライフスタイルが紹介されていて、その中に「30歳までに1,000万円貯める!」といった特集記事があり、わたしはすぐに「これやりたい!」「これができたらすごい!」と、この魅惑的なフレーズに引き寄せられました。
■当時のお財布事情
しかし、わたしは当時、平日でもブックカフェに通えていたほど、残業もなく、給料も平凡といった感じで、メイン口座には100万円、会社の財形貯蓄に100万円、合計資産は200万円程度。
それまでは、この金額が少ないとも多いとも、そんなこと全く考えもせず、「不都合なく生活できてるし、何の問題もないや」と思うだけでした。
■あの頃の1,000万円は夢の金額
そもそも自分の資産が今いくらなのか、毎月どれくらいのお金を貯められているのか、よく把握できていませんでした。(分かっていたのは、赤字にはなっていないことくらい…)
そんなわたしにとって、1,000万円という金額は、クイズミリオネアで黒光りしたみのもんたが、ゲストに向かってささやくテレビの中の話といったイメージ。
そんじょそこらの若い会社員が持っているとは、想像すらしたことすらありませんでした。
■目標を立てたときのワクワク
しかし、日経ウーマンの記事を読んで、20代で1,000万円貯めることは不可能ではないこと、しかも医者や弁護士など特別な職業でなくても、わたしと同じ普通の会社員の人も達成していることを知りました。
特集記事が組まれるということは、「30歳までに1,000万円」がある程度の目安になるということです。影響されやすいわたしは、「これを目標にしよう!」「達成したい!」とウズウズ、そしてワクワクしてきました。
それまで特に目標もなかった私にとって、「30歳までに1,000万円」という具体的な目標は、日々の生活に張り合いを持たせてくれるものでした。
■目標金額設定のススメ
いま、なんとなくお金を貯めたいなと思って、節約やポイ活、投資に取り組んでおられる方には、ぜひ具体的な目標金額を設定されることをオススメします。
もちろん目標金額は、1,000万円である必要はなく、100万円でも1億円でも、自分の状況に合わせた金額で問題ありません。自分が「達成したい!」と思える金額であることが大切です。
実はわたしは、1,000万円貯めた後何をしたいのか、といった具体的な目的は特になかったのですが、目標金額を決めるだけで、ワクワクしました。目標のその先の目的があるに越したことはないのですが、目的がなくても、とりあえず目標金額を決めるのも、十分楽しいので、難しく考えず、ぜひ設定してみてください。
(最後に)
わたしに目標を与えてくれた日経ウーマンは、今でもわたしの愛読書です。毎月の発行を楽しみにしています。