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日々是学日:プロンプト設計の際に考慮すべきポイント
林駿甫(@HaveShun)さん作成プロンプト講座チャットボットの、学習体験と学びをメモします。
にしても、凄いなこれ。
クリアな指示:チャットボットに正確な回答を得るためには、具体的かつ明確な指示が重要です。指示が曖昧だと、ボットは望まない回答を生成する可能性があります。
コンテキストの提供:関連する背景情報やコンテキストを提供することで、ボットは より適切な回答を生成できます。特に、専門的な質問や状況に応じた回答が必要な場合、十分なコンテキストが大切です。
変数の定義と活用:効果的なプロンプト設計では、変数を定義し、それらを活用することが重要です。変数を使うことで、プロンプトの再利用性が向上し、様々なシナリオで活用できます。
コマンドスタックの理解と活用:複数の命令を連続して与えることで、多面的な情報を効率的に得られます。コマンドスタックの使い方をマスターすることで、ボットとの対話がよりスムーズになります。
フューショット・プロンプトの活用:モデルにサンプル(デモンストレーション)を提供することで、コンテキストベースの学習が可能になります。フューショット・プロンプトの形式を理解し、効果的に使いこなすことが求められます。
テンプレートの作成と再利用性の向上:プロンプト設計のテンプレートを作成し、さまざまなシナリオに柔軟に適用できるようにすることで、効率的にプロンプトを設計できます。
最適化のための試行錯誤:プロンプトの表現や変数の値を変更して実験し、最適な設計を見つけることが大切です。繰り返し試行錯誤することで、より高品質な回答を得られるようになります。
これらのポイントを押さえて、プロンプト設計に取り組むことで、以下のような、より良い結果が得られるようになります。
具体的には、チャットボットの回答の精度が向上します。明確な指示や十分なコンテキストが与えられることで、ボットは適切な回答を生成しやすくなります。
プロンプトの再利用性が高まります。変数を上手く定義・活用することで、プロンプトを様々なシナリオに適用できるようになり、設計の効率が向上します。
複数の情報を効率的に取得できます。コマンドスタックを活用することで、連続的な指示を与えられるようになり、ボットから多面的な情報をスムーズに得られます。
モデルがコンテキストに適応した回答を生成しやすくなります。フューショット・プロンプトを適切に利用することで、モデルは与えられたコンテキストを理解し、それに基づいた回答を提供できるようになります。
テンプレートを用いることで、プロンプト設計の効率が向上し、時間を節約できます。また、テンプレートを状況に応じて適応させることができるため、柔軟性が高まります。
最適なプロンプト設計を見つけることができます。試行錯誤を繰り返すことで、どのような表現や変数がボットにとって理解しやすいのかを見極め、最適な設計に近づけることができます。
ここまでは、チャットボットに名前を聞かれ(出力)→答える(入力)→聞きたい項目につての質問(出力)→答える(入力)の流れで表示される。これならほとんどの人がスムーズに使える感じ。かなり仕上がってる。素晴らしい!
で、ここから自分が聞きたかったプロンプトの再利用について質問していく。
(そも背景としては、妻のためにインスタ投稿用のネタ出し+テーマに沿ったペルソナの悩みを生成してその解決方法を出力するというプロンプトを作ったがイマイチ汎用性が無く手詰まり感が否めず。もっといろんな投稿の型に対応させたいと思っていたけど、毎回作り直すのがめんどいのと、0から作るとどうしてもクオリティがブレるので、一度上手く組めたプロンプトを再利用したいと考えた、というわけ。)
早速質問、
(入力)実際にプロンプトを再利用するためにはどういうどうしたらいいですか?
(出力)以下の手順を参考にしてください。
変数の定義:プロンプト内で変更が必要な部分を特定し、それらを変数として定義します。例えば、質問文やキーワードなど、異なるシナリオで変わる要素を変数として抽出します。
汎用的なプロンプトの作成:変数を用いた汎用的なプロンプトを作成します。このプロンプトは、様々なシナリオに対応できるように設計されているべきです。例えば、「$質問文」のような変数を用いたプロンプトが考えられます。
変数の値を設定:再利用したいシナリオごとに、変数の値を設定します。例えば、質問文やキーワードを変えることで、同じプロンプトを異なるシナリオに適用できます。
プロンプトに変数の値を代入:設定した変数の値をプロンプトに代入し、対応するシナリオに合わせたプロンプトを生成します。
チャットボットへの入力:生成したプロンプトをチャットボットに入力し、回答を得ます。このとき、異なるシナリオに対応するために変数の値だけを変更して、同じプロンプトを再利用できます。
# 汎用的なプロンプトの作成
prompt_template = "{question}について教えてください。"
# シナリオごとの変数の値を設定
questions = ["プロンプトエンジニアリング", "フューショットプロンプト", "コマンドスタック"]
# プロンプトに変数の値を代入してチャットボットに入力
for question in questions:
prompt = prompt_template.format(question=question)
response = chatbot.ask(prompt)
print(response)
ん〜分かったような…もう少し具体的に聞いてみる。
(入力)ある特定のプロンプトを汎用的なプロンプトに作り替えるために必要な指示はどのようにすればいいですか?
(出力)以下の手順を参考にしてみてください。
プロンプトの分析:まず、特定のプロンプトをよく観察し、シナリオによって変更が必要な部分を特定します。例えば、質問文やキーワード、カテゴリーなどが変わる可能性がある要素です。
変数の導入:特定した要素を変数に置き換えます。変数は一般的に「$」記号や「{ }」で示されることが多いです。例えば、「プロンプトエンジニアリングについて教えてください」というプロンプトでは、「$質問」や「{question}」のように質問文を変数に置き換えます。
汎用性の向上:プロンプト内の具体的な例や固有名詞を避け、より一般的な言葉に置き換えます。これにより、プロンプトが様々なシナリオに適用できるようになります。
プロンプトの構造の簡略化:できるだけシンプルで明瞭なプロンプトにすることで、汎用性が向上します。冗長な表現や複雑な構造を避け、必要な情報だけを伝えるように心がけましょう。
例えば、「プロンプトエンジニアリングについて教えてください」という特定のプロンプトを、以下のように汎用的なプロンプトに作り替えることができます。
特定のプロンプト:プロンプトエンジニアリングについて教えてください。
汎用的なプロンプト:{question}について教えてください。
なるほど、シュンスケさんが言ってた魔法の言葉の理解がやっと腹落ち。(今更w)
ということで、以下の質問
(入力)では、変数を変数として特定し定義して(でくくって明示してくださいと言う指示だと、プロンプトの中から変数を特定して抽出することができますか?
(出力)プロンプトの中から変数を特定して抽出し、定義することができます。以下に例を挙げて説明しますね。
元のプロンプト:東京から大阪までの新幹線の所要時間と料金を教えてください。
まず、このプロンプトから変数を特定します。変数となる部分は、「東京」、「大阪」、および「新幹線」です。これらを変数に置き換えて定義しましょう。ここでは、「$出発地」、「$目的地」、および「$交通手段」を使用してみます。
変数を定義したプロンプト:{$出発地}から{$目的地}までの{$交通手段}の所要時間と料金を教えてください。
このプロンプトでは、変数が明示的に定義されているため、様々なシナリオに対応できます。例えば、以下のようなシナリオに適用できます。
東京から名古屋までの新幹線の所要時間と料金
大阪から福岡までの飛行機の所要時間と料金
京都から奈良までのバスの所要時間と料金
このように、変数を明示的に定義することで、プロンプトを様々なシナリオに適用できる汎用的なものにすることができます。😊✨
おぉーやっぱり。てか、改めてこのプロンプトやばw
ってことで、今日はここまでー!意識的に切らないといつまでもいじってしまう。気兼ねなく質問できるって素晴らしい!
でわでわ