質量への憧憬レビュー
「見る」ことへの示唆、世界の見えかたが変わるそんな個展。
日常当たり前に見る、電線や駅、看板、木や花…そういったものの瞬間瞬間を捉えていく。その丁寧な繰り返し。見れば見るほど新しい発見がある。
思えば、こんなにも丁寧に対象に向かい合ったことは、もしかしたら無かったかもしれない。
ここに影があったのかとか、葉の葉脈ってこういう形だったのかとか、空はこんなにも様々な色のグラデーションでできていたのかとか。
いつまでも、この場に身を置いていたい。
写真に刻まれた二度とないその瞬間がまた、心地よい余韻を残している。