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140字のラブストーリー(3)

140字のラブストーリー(3)
はじめてバス停を挟まずに同じ側で彼とバスを待つ。彼といってもまだ一度も会話をしたことがない。会話どころか挨拶さえしたことがない。でも今日は今までで一番近くに彼が立っている。このままバスが来ないでいて欲しいと思ってしまう。私の思いとは裏腹に遠くにバスが見えはじめた。

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