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「吾輩も猫である」
夏目漱石の「吾輩は猫である」を読了したのは、あれはたしか…
※2歳の頃だったか…(゜゜) ※ 真っ赤なウソです。
以来、バカなんだけど本だけはけっこう読んできて… ♪~(・ε・ )
もしも私が「物を捨てられない病」を患っていたならば、今頃は本の山に埋もれ、どこぞのテレビ局のネタになっていたかもしれません😊
私の敬愛する作家のひとりである小川未明氏の言葉に「書を愛して書を持たず」というのがありまして、私の場合「所有欲を持たない」という点では、誠に畏れながら氏と一致するのですが、その境地に至るまでの論理的思考は私にはまったく無く、ただの自堕落からでありまして…(;´Д`A
本というものはあれで、なかなか重量があるんですね。
要は、引っ越し魔の私としては運ぶのが大変なんです、毎回!
なので今ここにある、どうしても処分できない およそ100冊ぐらいは、
主として文庫本が多く、中には何十年も前に買った本もあります。
これなどは引っ越すたびに頑張ってついてきてくれたんですね。
頑張ったの、俺だけど😭
表紙はよれよれ、色もくすんで… 何となく愛着が湧きます♪
さて先日、たまには埃でも払おうかと100冊書庫を荒らしていると、
面白い本を見つけました。
何年くらい前に買ったのかも、内容もまるで思い出せないのですが、
「吾輩も猫である」という、8人の猫好き作家のアンソロジーです。
私、読んでもすぐ忘れてしまうので「いつ読んでも新鮮♪」という、何やらコマーシャルみたいな、思いようによってはわりとお得な脳ミソしてるんですね😊 で、読んでみました。
8作品のうち2作品は、ぼんやりと記憶にありましたが、残る6作品は、もしかしたらまったく読んでないんじゃないか?; ̄ロ ̄)!!ってくらい、新鮮な気持ちで読みました。
もしも読んでいたとしたら、やはりお得な脳ミソの為せる業でしょうか♪(笑)
このままで終わると、さすがにアレなんで、作品の紹介をひとつ…(^^;)
「いつか、猫になった日 赤川次郎著」
猫を助けようと男と一緒に事故死してしまった奥さんが、心中を疑われたまま猫になり、家に帰って事の顛末を見届けるという、夏目漱石先生も草葉の陰で泣いて喜びそうな、おもしろい短編です😊
この本、もしも目につきましたら是非ご一読を…♪(^^)/