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夜叉神峠

生きていなければならない理由も これと言っては見当たらないが、
それでもやはり まだ生きていたい。
連休中 あまりごろごろばかりしていると、衰弱して死んでしまうのではないかと思い…(ヽ''ω`)
何年か前の連休にも行った事のある、夜叉神峠へと向かうことにした。

今はまだ閉鎖中の夜叉神トンネル、その手前にある登山口から入ると
少しの間だが、そこそこの急登が続く。
いつもの事ながら 登り始めの10分ぐらいはとても苦しい。
今まで肺を半分しか使っていなかったのではないかと思うぐらい
息が苦しいのだが、しばらくすると楽になっていく。
この10分ぐらいというのが曲者で、どうやら、だんだんと長くなってきているような気がするのだが…。  歳か… ( ̄  ̄;)
 
つい先週あたり、まだ20代後半ぐらいですか?などと訊かれて喜んでいただけに落胆は大きい。 真っ赤なウソですが…(* ̄m ̄)

ともあれ、なまり切った体にムチ打ち登山口からの標高差390メートルを
よろよろと登り切り、峠に到着。
300メートルの標高差を登るのに一般的には1時間と言われている。
時計は見忘れた事にしよう(^^;

白峰三山 ( 農鳥岳 間ノ岳 北岳 )


あまり人気がないのだろうか、連休中といえども やはりここは静かだ。
出会った人の数は、ここまでに 20人ぐらいだったような気がする。

三山を眺めながらコンビニのおにぎりを食い、道を外れ付近を散策する。
遠くの方からキツツキのドラミングがかすかに聞こえる。  静かだ…。
上着を脱ぎ、Tシャツ一枚になる。
冷たく澄みきった山の空気が、肌に浸み込む。


食べます? それとも試してみます?( ̄ー ̄)

下山途中で、木にぶら下がった「とろろ昆布」のようなこいつを見て
前に来た時の事をはっきりと思い出した。
あの時は、食料を持たずに登ってきたため腹が減りすぎて、普段は気にも留めないこいつが「とろろ昆布」に見えたのだった。

家に帰り調べてみると、名前は「サルオガセ」といい、
なんと、食べられるのだそうだ。 が… 
喜んで食うものではないと書いてある(笑)
ちなみに、木に寄生しているわけではなく 大気中の水分と光合成だけで生きているという、わりと いいヤツなんですね♪(´-`).。oO
キレイな空気が大好きだそうです♪

あと、解熱 解毒 利尿 咳止めなど、漢方としての効能もあるそうなのだが、
わけも分からず面白い効能なのが、女のヒステリーと男の浮気止めに効くというやつ…(笑)   これ如何に?*☆ ∴∵ゞ(゚艸゚;)ブッ

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