6/18 MUPライブ~マーケティングデザイン~
こんにちは!野原です。
今回はMUPライブの内容を纏めたいと思います。
商品やサービスが売れなくて値引きをしていたりする方は、もう下げなくて済みます。
軽く目を通してみてください。
★テーマ
マーケティングデザイン
まずは本題の前に下記の3つをご覧ください。
●ジャムの法則
ジャムの法則とは、人が何かを選ぶときに選択肢が多い方がいいのか、少ない方がいいのかを検証した実験です。
24種類を用意した場合は、試食に来た3%の人が購入
6種類を用意した場合は、試食に来た30%の人が購入
上から分かる通り商品やサービスを販売する際にやたらと品数を増やしても効果はありません。
カスタマーアクションをしっかり把握することが重要です。
●カスタマーを把握する
カスタマーとは、顧客ではなく非顧客の事を言います。
例えば、ジャムが売れない、もっと売りたいとなった場合はパンを食べる人ではなく食べない人を見ましょう。
食べる人を見てしまうと今まで通り品数などに目が行きがちになりますので、目に見える効果はないと言えます。
一方で非顧客を見ると新しいアイデアが浮かんできます。
商品やサービスを販売したい時は非顧客への施策がポイントになります。
●既存概念をなくす
他社や業界常識を一回頭からとり、顧客に目を向けて顧客体験をしましょう。
顧客体験をすることで非顧客側に対して施策が打てます。
★マーケティングデザイン
→商品やサービスを中心に物事を考える思考法ではなく、人々の行動を中心にマーケティングを考えましょう。
要はモノ思考→行動思考に変えましょう。
例えば、売り上げが落ちている日本酒市場の需要を上げるために施策を打つとします。
日本酒市場が落ちている理由は、肉料理が多くなりワインを飲む機会が増えてきたことによる影響です。
この時に、ラベルを変える、PRを強める、値段を安くすると言った発想はモノ思考に当てはまり得策と言えません。
理由は、料理と併せてワインを飲む人は、ワイン本来を楽しんでいるのではなく料理に合うお酒を飲んでいるからです。
そのため、【さっぱり料理に合うお酒】【コクのある料理に合うお酒】などと言った施策を考えるようにしましょう。
上記の様に発想を変えて、メニューの表記も変更すると本来ならワインしか飲まれない料理(肉料理)でも日本酒が飲まれるようになったりします。
★行動思考を行うためのフレームワーク
下記のVOTを使いましょう。
●Value
→自社の提供している価値は何か?
●Obstacle
→その価値を何が下げているのか
●True-Reason
→下げているモノを選ぶ真実の理由
・例
デジタルカメラ Value
↓
スマホの普及で売れない Obstacle
↓
画素数を上げるは× 行動ではないから
↓
自撮りできるように内側カメラをつける True-Reason
既存価値で機能、質、値下げなどから施策を考えると利益率が低下します。
一方でTrue-Reasonから施策を考えると値下げなどを行う必要がなくなるため単価は下がらず、モノによっては上げることも可能です。
★まとめ
・自分の顧客への概念、商品価値破壊しましょう。
・物事の破壊し創造をデザインしましょう。
・今の時代はモノ競争思考は無意味です。行動思考で考えましょう。
・VOTフレームワークで価値の創造をしましょう。
今回の内容はここまでになります。
ご覧いただきありがとうございました。