神仏に頼る

波乱の年が終わり、になるかと思いきや、そうは問屋がおろしません。法要から帰宅して数日後、家内の身辺に次のようなおかしな現象が立て続けにおきました。

1 野菜スープ入れのガラスの瓶の底がいきなり割れて、スープが床下にこぼれた。
2 コーヒーカップがいきなり割れた。
3 ビニールを二重にして割れ物を捨てようとした際、いきなり破れて中身が撒き散った。
4 家内を見た猫が突然飛び上がり、その後家内を恐れしげに見ていた。

これだけのことがあると、おかしいと思わざるをえません。何か取り憑いているのではないか、とふたりで話してお祓いの必要性を感じました。
ネットで調べたり、神社仏閣に詳しい知り合いに聞いたりして、あるお寺に行くことにしました。

過程は省略しますが、お寺に到着するまで何かの働きなのか、事故渋滞もあってかなりの時間がかかりました。夕方にお寺の駐車場に到着しましたが、付近は閑散としていて人も車ともすれ違いません。普通のお寺と違い境内がなく、建物の中に入ると大日如来、不動明王、弘法大師が鎮座していました。
住職からは相談内容と家系図を書くようにとのこと、それから状況のヒアリングを受けた後に場所を移動しました。

時間は1時間程度。
お祓いを受けた結論としては、悪いモノは取り憑いていなかったとのこと。確かにお祓い中じっと家内の様子を見守っていましたが、変な動きをしませんでした(お寺のホームページでは除霊の様子もアップされており、何かに取り憑かれたような動きをしている人もいます)。

なぜあのような現象が起きたのでしょう。家内は祖母からの隔世遺伝の影響で霊媒体質です。人の悪い氣をもらうこともあるようです。
そのため、人の多い場所は要注意かもしれません。

帰宅はかなり遅くなりました。
帰宅後にお寺からいただいた紙を開くと次の内容が書かれておりました。

一、はらを立てるより ゆるす方がよい
ニ、にくむより 愛する方がよい
三、不平を言うより 感謝する方がよい
四、ぐちを言うより 喜ぶ方がよい
五、りきむより まかせる方がよい
六、いばっているより 謙虚な方がよい
七、うそをつくより 正直な方がよい
八、けんかをするより 仲良くする方がよい

納得する内容です。この時ほど神仏に頼ったことはありませんでした。
その後、変な現象は発生しないものの、あわや腸閉塞か?といった症状はありました。それでも、少しずつ家内の体調は安定してきました。

そして年末に家内の生まれ育った神戸に帰ることができたので、この激動の年を良い形で終わらせたことはよかったです。

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