人生初のマルチに触れた中学時代

こんにちは、のぐちです。

脱サラして
退職金を全て自己投資に溶かした
アラフォーのぐちのnoteへようこそ。

これは、のぐちが
あらゆる分野の養分になってきた経験から、
怪しいビジネス、人を見分ける嗅覚が
研ぎ澄まされてきたのでシェアすべく始めたnoteです。

ネットには簡単に稼げる情報が、
インスタを開けば美辞麗句が並ぶストーリーズが
友人に会えば
美の追求に目がギラギラ
何かを売りつけられそうになる。

私たちの周りには
養分をさがしているトラップが
仕掛けられています。

騙されたくない。
お金を失いたくない。
正しい情報を得たい。

見せかけの情報にあふれる今
そう思うのは当然のことです。

このnoteでは、のぐちが経験した
養分歴を披露することで
今あなたがお金を出そうとしているものが

本当に欲しいものなのか
一度疑ってみるきっかけになればと
願って書いています。

前回の記事はこちら。
のぐちのこれまでの「養分歴」を
まとめたものです。

生活用品系マルチ

のぐちが人生で初めて
違和感を覚えたのは
生活用品系のマルチAでした。

Aは会員を通じて製品を買うと
ポイントが増えるしくみで
仲間を増やすほど
自分へのリターンが大きくなる

ざっくりとこんな商法です。
いわゆるマルチビジネスです。

親戚のなかに
生活用品系マルチビジネス
Aにどっぷり浸かった人がいました。

家に遊びに行っても
Aの話ばかり熱弁され
異様な感じでした。

だんだんと
親戚の私たちにも
勧めてくるようになりました。

当然、親戚中から疎まれ
友人も次々に去っていき

そんな状況でもその親戚は

環境にも体にも最高品質のものなのに！
分かってくれない！
私たちにもメリットがある仕組みなのに！

と、全く疑う余地もなく
家じゅうの生活用品が
A社のものであふれかえりました。

のぐちの両親も
「そんなことをしていたら信用を失うよ」
「誰も友達がいなくなるよ」
「目を覚ませ」
と説得していましたが

妄信している親戚は
聞く耳を持ちませんでした。

中学生ののぐちは
よく分からないなりに
A社が怪しいということだけは
感じ取りました。

その親戚が
のぐちが大学進学時に
プレゼントしてくれた腕時計に

A社のロゴが入っており
着用するのが
後ろめたい気持ちになったものです。

親戚のその後

その親戚は結局
末端会員のまま
思うようなリターンを得るでもなく

A社の商品を使ってはいるものの
必要最低限のものだけに絞っているようで
自然と人を勧誘することもなくなり
今も細々と暮らしています。

そうなるまでにおそらく
10年くらいかかったのだと思います。

就職してから再会

その後、のぐちが就職してから
同僚から、話があると
ファミレスに呼び出されました。

何かと思えば
マルチAにハマっているではありませんか。

あの先輩もこの先輩も
やっている
いっしょにやらないか？と。

のぐちは親戚のことがあったので

私はマルチビジネスをするつもりはない。
二度と私にその話をしないで！

とキッパリ伝え
ファミレスを後にしました。

その同僚も結局
数年のうちにフェードアウトし
今もその会社で働いています。

結局誰も成功していない

結局Aをしている人を
何人か見て来ましたが
それで成功している人に
出会ったことがありません。

そういうことなのです。
ピラミッドの頂点の
ほんの一握りだけが
美味しい思いをしているのです。

はからずもマルチというものに
中学時代に触れていながら

その後ものぐちは
いろいろなものの養分になっていくのでした。
闇は深い。

つづく。