【積読日記10】再読しようとする

一度読んだ本を再読することもあるけれど、けっこう、なんて言うか必要に駆られて読むことが多いのだけれど、そういえばそうだったか、と思って手に取ることもある。

よく若いころに読んだあの本を今読むと…みたいな話はあるわけですが、そうか、今年で35歳か、と思って文庫を買いに行った。

単行本で読んだときは2009年?2010年?少なくとも僕はまだ20代半ばとかで、「35歳問題」なんていうのは理屈としては分かるなー、というか、当時は体力的なところでしかそれを感じていなかった……鍛えて鍛えて100mを全力で走った時のタイムが、25になったとき、18のときのそれには勝てないだろうなぁということは考えていて、、それは同世代に話しても「はて?」という感じだったけれど、ドンピシャ35歳になる今話すとどうなんだろうね。独身の人もいれば、子どもが生まれた人がいて、そういう中でこういう話をすると、それはそれで盛り上がりそうである。

そんなことを思ってクォンタム・ファミリーズを買いに行くとき、ちょうどダルカラードポップの配信祭でテーマを募集していたので、35歳問題でリクエストをしてみた。そっちのほうがメジャーなのかな、と思って村上春樹の名前を出して送ってみたけど、谷さんはこっちを読んでいたというオチ。たまたま別のリクエストだった「なんで?」と問い続ける芝居が、そのうちに何かが見えてくるのかもしれない感じにつながって、もう少し見えてくるかもしれない感じがあった。

https://youtu.be/8bZKeuxIjdI

52分ごろから。




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