京都鉄道博物館見学ツアー
2016年9月4日、桃山学院大学の鉄道研究会の面々と京都の鉄道博物館に行ってきました。
そういえば、去年は移転前の弁天町の交通科学博物館にも行きましたね。
シリーズ第二弾となるのでしょうか?
今回のメンバーは泉北倶楽部からはコバさんと私。桃大鉄研からは部長のコバさん(同じ名字でした笑)やこの企画を手助けしてくれたマツくんを始め4人。
さて今回はちょっと遠くの京都へのお出かけということで、少し早めに大阪駅に集合。
ところがメンバー数人が遅れて来るとの事で、まずは5人で京都へ向かいます。
さてさて桃大の鉄研のメンバーさんとは初対面なのですが、私たちには鉄道という絆があります。
泉北の車両の話や事故の対応、ちょっとした裏話なんかをしている内にアッという間に打ち解けていきました。
そうしてお話ししているうちに
「ところで、泉北に団体専用の列車ってあるんですか?」と
おお!!!良い質問が来ました!!!
というか、もし話題が途切れたときに、いくつかクイズでも出題しようかと考えていた内の一つだったんですね。なので、
「では、ここでクイズ。
泉北には団体専用の列車の運用についての規則はありますが、
ここ3年間で実際に団体専用列車が運転されたことがある。
○か、×か」
さぁ、みなさんも考え下さい。
答えは
『○』
堺市の全ての小学6年生が一堂に集まって開催される「堺市連合運動会」という大会があります。
その大会に参加する、泉北にある全て小学校の小学6年生たちのために、年に二度(朝の往路と夕方の復路)中百舌鳥~光明池の間で団体専用列車が運転されています。
前、私が担当したときには、どんな風に放送すれば良いのか迷ってしまった事がありました。
慣れない仕事は気を遣いますね。
『連合運動会!みんな頑張って!!!』ぐらい放送しても良かったのかも!!??
また、日頃には団体専用列車なんて運転していないから、間違って乗ってくる一般のお客様もいて、駅のホームでは駅長さんが『この電車は団体専用列車になります。団体のお客様以外の方はご乗車になれませんのでご注意下さい。』と必死に放送してましたね。
もちろん私も電車の中で放送しましたよ。
まぁ、乗ったらまわりは小学生だらけだから「何かおかしい」とすぐ気が付きますけどね。
では、第二問
「泉北高速から見えないものは次のうちどれでしょうか?」
1.阿倍野ハルカス
2.通天閣
3.明石大橋
答えは、
『2』
ハルカスはともかく、明石大橋は見えます!!!
中百舌鳥~深井と光明池~和泉中央で10秒ほど。
難問かな?と思ったら意外と鉄研のメンバーは全員正解。
流石、毎日通学で使っているだけの事はあるね。
さて、最終問題
「前にマツ君がフェイスブックで呟いた、『珍しい字幕』の電車
これを設定したのは、私である!!!
○か、×か。」
答え
「○」
いや、びっくりしました。
フェイスブック見たら、「これ!?俺の電車じゃん!?」って。
まぁ、私がミスをしたというより、字幕の制御装置の不具合だったんですけどね。
先輩から「お前、なんの字幕出してんねん」と言われて、もう一度設定し直したら『区間急行なんば』と正常に表示されたので、この字幕だったのはほんの2分ほど。
タイミングよく写真が撮れたんだね。
まぁ、機会の不具合で、『俺がミスしたんじゃ無いんだからね!!!』
そんなこんなで和気藹々と電車に乗っていたらアッという間に京都。
の一つ手前の駅。
鉄道博物館にはここで下りた方が近いんだって。
たぶん、そっち方面の話は鉄研のメンバーの方が詳しいからお任せしましょう。
駅から博物館までは15分ほど。
線路沿いに歩いていると、おやおや興味深いお店が見えてきました。
こんなところに『おもちゃ模型店』
京都の鉄道博物館が移転してきたのは最近の話。
もちろんこのお店はその前からあるのでしょう。
しかし、おもわず日本一の立地になりましたね。
だって、ここは日本中から鉄道ファンが集まる鉄道博物館から徒歩10分の距離。
きっと多くの鉄道ファンが訪れているのでしょう。
もちろん私たちも中に入ります。
お店の中には所狭しと陳列された鉄道模型の箱。
新型の新幹線『はやぶさ』はもちろん懐かしの『朝風』や『103形』もあります。
博物館に着く前にここで20分ほど足止め。
いやぁ、良いお店でしたね。
そういえば、私も小学生の頃には鉄道模型が大好きで誕生日やクリスマスの度に鉄道模型を買って貰っていました。
懐かしい思い出とおさらばして、いよいよ鉄道博物館に入っていきます。まず、入ってすぐにある電車の前で集合写真。パシャリ。
さていよいよ見学を始めましょうか。といったところで、お腹がぐぅ~。と。
そういえば時間はそろそろお昼です。
「食堂が混雑する前に腹ごしらえしましょう。」と、満場一致で食堂でご飯を食べる事にしました。」
そう、鉄道でご飯といえば、もちろん食堂車!!!
食堂車に入った時点でもうメニューは数少なくなっていました。
お昼ご飯を前倒しして大正解。
腹ごしらえを終えて次に向かったのは、隣に展示してあった『トワイライトエクスプレス』
もう運転は終了してしまったんですね。
俺もいつかは乗ってみたかったんですが。。。
外から見る食堂車の様子はまるで高級ホテルのよう。
そしていよいよ博物館の中へ入っていきます。
(※館内の写真は夢中になりすぎて、写真を取り忘れてましたので、参考写真になります<m(_ _)m> )
館内には裏手から入ったので、いきなり技術系の展示からスタートです。
電車の台車や架線、パンタグラフの説明。
(『架線』は『ガセン』と読みます (≧▽≦)b ここテストに出ます!!!)
ボタン操作で本当に目の前のパンタグラフが上がったり下がったりするを見ると大迫力です!!!
次に目に飛び込んできたのは運転台の実物模型。
説明は任せてください。本職です。
なんて張り切っていたけど、子どもが多くて説明もそこそこに次のコーナーへ移ります。
その奥には実際に車扉が動く車両もありました。
残念ながら運転台には入れずに、スイッチは社内に移設されていましたが、そのスイッチ操作で本当に扉が空いたりしまったりする姿は、(俺が)大興奮。
このスイッチには両手を上下から挟んで操作するんだ!!!なんて、実際の取り扱いの様子なんかを再現したりしました。
それから表側に廻って有名な車両展示。
やっぱり新幹線は500系が一番カッコいいですよね!!
その奥には昔の駅舎を再現したコーナーがありました。
そう、私が小学生の頃はまだ自動券売機も自動改札機もなくて、切符は手売り、改札も改鋏を入れてましたっけ。
ここで遅れてきた鉄研のメンバーが合流して全員集合。
次は二階へと上がっていきます。
二階には駅設備の展示。
自動改札機や自動券売機、行先表示板のパタパタ。
どれも、中が見えたり、実際に動かせたりと楽しませる工夫が至る所に施されています。
そしてメインの展示である運転シミュレーター、、、は、時間がもったいないとのことで今回はパス。
そういや今度、もっとリアルになった『電車でGO!』が稼働するしね。
それから弁天町時代から来園者を魅了してきた大ジオラマ。も、時間の関係でスーーーーと見学して。。。
それから、アレやコレや。
もうヘトヘトなってきたので屋上で休憩となりました。
残暑も厳しい屋上で記念撮影をして、鉄研のメンバーが見つけたのは列車運行監視モニター。
これ、目の前の本当の路線を走る電車をモニターしてるんだね。
すごい!!
それを知った鉄研のメンバー。
どうやら狙いの新幹線があるようで、その新幹線が通過するのを待ち構えるそうです。
流石は大学生。若さが違いますね。
粘ること30分。ついに訪れたシャッターチャンスを逃さずにゲット!!!
そんな風に?休憩を挟んで最後に蒸気機関車を見に行く事になりました。実は私は蒸気機関車を見るのは初めてなんです。
遠くから聞こえてくるジュ、ジュ、という重厚な音。
おお、これが蒸気機関車なんですね。
いままで疲れて重かった足取りもすっかり軽くなって蒸気機関車の勇姿を見ました。
いやぁ、目の前のターンテーブルでの入換えは見物でした。
こうして一通り見学を終わった後は、隣の喫茶店で休憩をすることにしました。
やっぱり話題は鉄道の話が中心。
そのうちに泉北高速鉄道の話になって、いつか桃大と泉北高速鉄道がコラボして何かしたいですね。
なんてお話にもなりました。
本当にこれからが楽しみです。
こうして幕を閉じた『鉄道博物館ツアー』
またご要望があれば第二弾を行いたいと思います。
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