さよなら大阪交通科学博物館ツアー
3月23日、大阪交通科学博物館に行って来ました。
参加メンバーは、7人。
中には現役の車掌さん(オレ)や駅員さんもいました。
大阪交通科学博物館が4月に閉館されるので、入場券売場は長い行列が出来ていました。
さて、中に入ると驚き!!!
なんと建物が新しく建て替えられていました。
ここに来るのは小学生以来だった私は、昔のままを想像していただけに、メッチャ驚きました。
展示物も昔のままの物もあれば新しく追加された物もあり、童心に帰って館内を巡っていきます。
最初に展示してあったのは《リニアモーターカー》
これは昔からあるこの博物館の定番ですよね。
でも、小学生の頃には夢の乗り物だったリニアモーターカーが今や実際に敷設工事が進んでいることを考えると、なんとも時代を感じさせる展示物です。
次に目に入ってきたのは、蒸気機関。
鉄道が国内で初めて敷設されたときの始発駅《新橋駅》。
ここに設けられた《0キロポスト》は、今でも日本中の鉄道の起点になっています。
そして、昔の復元駅舎。
そう言えば私が幼かった頃には、まだ駅に自動券売機はなく、駅員さんが切符を手売りしていました。
そんなこんなで、私も初心に立ち返って駅員さんの真似。
そう、15年くらい前には泉北高速でもこうやって、回数券の日付スタンプを押していました。
ここからしばらくは鉄道関係のブースが続きます。
私と現役駅員さんとで取り扱い機器の名前当てクイズや取り扱い規則の確認なんかを和気あいあいとやっていると、気分はもう、、、研修です。。。
さてはて、ついつい忘れがちになりますが、ここは交通科学博物館。
展示物は鉄道の他にも、船、自動車、飛行機などがあります。
展示してあるミニカーを覗きながら、「これはケンメリかな??」なんて言っていると、「いや、これはハコスカやな」と、通りすがりのおジイちゃんに教えてもらいました。
北側のブースには貨物機関車と転てつ機が展示してあります。
ここでも、現役車掌(オレ)と駅掌くんが
「手回し転換よし!!」
「先端軌条密着よし!!」
「転てつ機手回し転換完了!!」
「転てつ合図、表示!!」
「代用手信号現示合図、表示!!」
「車両入換、開始!!!」
と、研修モードで指差喚呼。
館内を一回りした後は屋外展示場へ。
屋外には初代京都駅のホームを模した屋根と保存車両が置いてありました。
そしてなんと、今日はその車両の中に入れるというので、みんなで中に入りました。
木製の車両にオレンジのライト。
今のステンレスの車両にはない気品と風格に溢れていました。
気が付けば時間は三時間近く経過していました。
館内に入る前には、みんなに三時間後に集合と伝えていて、
その時には「少し長すぎるかな?」なんて不安に思っていたのですが、
なんのなんの、丁度良い長さになりましたね。
そして、博物館見学の後は、新世界へ。
串カツ屋さんで親睦会です。
今回の《さよなら大阪交通科学博物館ツアー》は、まさに大人の遠足。
とっても楽しかったので、また、次回も何か企画したいと思います。
興味のある方は是非是非お気軽に参加して下さいね。
(*゚▽゚)ノ