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音の恋 6話

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夏:じゃあ、今日から宿泊研修の班を考えるから

〇:…

夏:まずは部屋の班から

夏鈴は黒板に部屋数と人数を書いた

〇:一部屋、5人のとこあるんだ…俺らでええやん

夏:これは…男子ね。そこの5人でよくない?

丸:いや!俺も〇〇と一緒がいい!

夏:それはダメ!

ク:え?

理:何でですか?!

夏:だっていじめられるでしょ?だから…

理:ん?なんですか?…

夏:すっ!好きなバンドのメンバーが!いじめられて!欲しくないの!

〇:えぇええぇぇ!!す!?好き!?

夏:うん…

丸:チッ…じゃあ、良いよ。そいつらで

夏:じゃあ、その5人で決まり!後は男子もう一つに5人部屋、女子もそういう感じかな

理:美青ちゃん!美羽ちゃん!一緒になろ?

美:え?私達でいいの?

優:せっかくだからさ、話してみたいな!

丸:チッ…せっかくいじめられると思ったのに…
  まぁいい…他でいじめてやるさ

〇:藤吉先生、なんか意外だな…

夏:次は…バスの席だね…

創:先生、顔赤くなってんじゃん笑笑

夏:じゃあ、誰となりたいか決めてね
  男女ごちゃ混ぜでもいいから

〇:これって行きと帰り別ですか?

夏:一緒だよ?

それを聞いた瞬間〇〇以外クラス全員は目を輝かせて

〇:誰にしよっかなぁ…

美:〇〇くん!私と一緒に座ろ?!

理:〇〇!何かあったら私がいないとダメだから心配せずに乗ろ?!

優:私ね!〇〇くんと一回でいいからちゃんと話してみたかったんだ!だから、どうかな?

村:〇〇くん、私といればいいから隣になろ?

〇:なんで俺こんな人気なの?

4人:〇〇は!誰を選ぶの!?

〇:えぇ…俺は…的野さんで…

美:やったぁー!!

夏:じゃあ全部決まったみたいだね!
  来週の今日は楽しもう!

皆:おー!

放課後

〇:♪〜

〇〇は音楽室でギターを弾いていた

〇:うん、これでよしっと

皆は用事があって先に帰ったため一人だった

〇:さあて、帰ろっと

帰ろうとして廊下を歩いていた時、先輩とぶつかった

?:おぉ!ごめんね!

〇:あぁ、すいません!

?:君さ、どこかで見たことあるなぁ

〇:え?ありますっけ?

?:あ!君、理子ちゃんの!双子の兄貴、〇〇!

〇:まぁ、そうですけど…

?:私は【武元唯衣】!吹奏楽部の部長をやっているんだ!よろしくね?

〇:あぁ、どうも…話は理子から聞いてますよ
  なんか、すごく優しくて面白い先輩だと

唯:そうなんだ!良かった!

〇:武元先輩が僕になんの用ですか?

唯:〇〇くんに、ぜひ今年の我々の定期演奏会のゲストとして歌って欲しくって…

〇:定期演奏会のゲスト?いやですよ…

唯:そっか…無理だよね…『美しく燃える森』をやろうと思って今練習してるのに…

〇:へぇ!いいですね!

唯:〇〇くん、どうかな?

〇:まぁ、僕でよければ…

唯:やってくれるの!?じゃあ、宿泊研修後からよろしくね?

〇:はい…

次回、宿泊研修当日

to be contnued…

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