僕を救ってくれた君 2話
↑前回のお話から見ることを推奨します
〇:さぁてと帰りやすか?
七:せやなあ。
てかあんたらこのあとどないすんねん?
〇:この後?俺たちはうちに帰ってレコーディングしますけど?
麻:え〜…せっかくなら皆で君たちの入学祝いしようと思ったのにぃ
純:姉ちゃん、どんまい笑
いずれ、2人で食べに行こうね?
飛:まあ、良いや。この後、収録だし。
山:あぁ、そうでしたねぇ!
したら潤!また後でね!
潤:はいよ。
飛:凛。ちゃんとレコーディングしてくんだよ。
凛:姉ちゃんも収録ガンバ
七:したら、私たちは帰ろか?
彩ちゃんはどないすんの?
彩:私も〇〇の家に行こっかなって思います!
飛:てかさ、
七:ん?なんや?
麻:その子…
山:誰ですか?
七:あぁ、この子はな小川彩ちゃんって言うねん。〇〇の幼馴染っちゅうやつかな?
麻:へぇ!
彩:よろしくお願いします!
ペコッ
麻:よろしくね!彩ちゃん!
飛:よろしく。
七:もぉ、ほんま飛鳥は冷たいなぁ
でもな彩ちゃん、飛鳥はツンデレやから安心しぃ
彩:そうなんですね!
山:彩ちゃん、可愛いねぇ!よろしくね!
彩:はい!
〇:もぉ、帰ろう?長ぇよ。
純:それなぁ
てか、姉ちゃんも仕事だろ?
麻:なに言ってんの?今日は休んじゃいましたぁ!!
純:げっ!?地獄始まるじゃねぇか…
麻:だから私も久しぶりにレコーディング見たいなぁ?ダメ?
〇:うん、ダメ。
麻:なんでぇ!?あの期間もう過ぎたじゃん?
〇〇は麻衣に近寄り
〇:まいやんさ、3回以上迷惑かけたよな?
そんなんもう、永久追放だよ?
麻:えぇ!?そんなぁ…
したらなぁちゃんと喋ってるもん!
〇:なら、いいや。さぁ、帰ろう!録音したくてウズウズしてるよ!
数分後
〇〇の家に戻り
七:私とまいやんは一階で待っとるからな?
麻:頑張ってね!
〇:はいよ、わかったよ
〇〇達は二階へ行き
〇:ただいま!俺の部屋!
純:久しぶりだなぁ、〇〇の部屋。
潤:いやぁ、相変わらず綺麗だなぁ
凛:本当だよ。楽器もあの当時のまんまか。
〇:ってお前ら、つい先日レコーディングしたばっかじゃん笑
彩:懐かしいよね。いつも私たちはここに集まって、レコーディングしてさ
〇:さぁ、早速だけどまずは今日やるやつをみんなで聴こう!
4人:ラジャー!
〇〇は一枚のレコードを出し、音を入れる
ポ:Lady Madonna…
〇:この、ポールの声がまた良いんだよなあ
純:これが久しぶりに〇〇の声で聞けちゃうんですかぁ?
〇:もちろん!
音楽を止める
〇:じゃあ、まずはこのタンバリンを二つ使ってやろう
彩:それ、私がやる!
〇:お前、できんのか?
彩:舐めないでよ?何年あんたたちとやってきたのさ
〇:じゃあ、こうやるんだぞ?
(レクチャー中)
彩:できた!
〇:じゃあ、隣の部屋へ行け
彩と〇〇が隣の部屋へ行く
〇:ここにマイクがあるからこれにやって
後そこにカメラがついてるから準備できたら合図送って
彩:わかった!
〇:じゃあ、よろしく
〇〇が戻ってくる
〇:あいつの演奏も久しぶりだなあ
彩:ふう
ヘッドフォンをつける
彩:準備完了です
〇:それでは、まずリズムから
小川さん、行けますでしょうか?
彩:OKです!
〇:それじゃあ行きます、5432…
彩のレコーディングが始まる
収録後
〇:うん、良いんじゃない?
純:うん、めっちゃやりやすいリズムだわ
潤:彩、めっちゃ良かったよ!
彩:え!本当?
〇:では、彩お疲れ!戻ってきて良いよ!
ガチャ
彩:ふぅ、終わったね、まずはひと仕事!
凛:じゃあ、次俺行くわ
純:オッケ!
凛が隣へ行く
ガチャ
凛:ふぅ
ヘッドフォンをつける
ドラムを叩く
凛:行きましょう。
〇:ドラムパート、5432…
凛のレコーディングが始まる
収録後
凛:ふぅ
〇:確認しまぁす
さっき取ったやつを聞いてみる
潤:相変わらずだなぁ
純:オッケ!🙆
凛が戻ってくる
〇:お疲れ!じゃあ次俺か。
〇〇が行く
〇〇がヘッドフォンをつける
〇:はい、行きましょう。まず、ピアノから
純:はい、5432…
ピアノパートをレコーディングする
収録後
彩:一旦確認です!
確認する
純:うん、普通にうまい
潤:次、ベースやる?
〇:もちろん
〇〇がベースを取り出しチューニングする
〇:はい、では行きましょう
凛:はい、5432…
ベース部分を収録する
収録後
凛:確認しまぁす
確認する
純:こちらも最高。
ガチャ
〇:どう?良いでしょ?
凛:うん。👍
純:じゃあ、ここだな?どっち先やる?
潤:う〜ん、俺やるわ
純:行ってこい!
潤が隣へ行く
ヘッドフォンをつける
チューニングする
潤:はい、行こう
〇:じゃあ、お願いします。5432…
リード部分を収録する
収録後
彩:確認する。
〇:うん、めっちゃ良い
ガチャ
潤:オッケ?
純:うん、もちろん。じゃあ最後に俺だな
純也が隣に行く
ヘッドフォンをつける
チューニングする
純:レッツゴォ
〇:はい、5432…
ギター部分を収録する
収録後
彩:はい、確認しまあす
確認中
〇:うん、オッケ!じゃあ、
純:今回もいい出来だなあ
〇:お疲れ!次は歌パートね。まず、俺が行こう
〇〇が隣に行く
ヘッドフォンをつける
〇:♪〜はい行きましょう
純:オッケ!5432…
〇:Lady Madonna…
収録後
〇:じゃあ、確認しょっか?
確認中
凛:いやぁ、相変わらずお前声似てるよなぁ
純:うん、じゃあ次俺達でハモるとこだな
3人が行く
ヘッドフォンをつける
凛:はい、行きましょう
〇:5432…
♪〜
収録後
〇:はい、聞きましょう
純:いやぁ、相変わらずよくできたわあ
潤:さぁてと聞きましょう。
確認中
〇:おっけい!はい、終了!
彩:お疲れ様でした!
〇:一階に行こう
一階に降りる
七:終わったん?お疲れ!
麻:めちゃめちゃ作ったから食べて
七:今回もやっぱり?
〇:うん、今回もいいぜ
七:あんたら、飯も食ってへんやろ?
ほら、作ったから食べ?
5人:あざぁす!せーの、いただきます!
ハァム、モグモグ
5人:う、うめぇ
麻:良かったぁ、たくさん食べてね?
〇:おい、純也!それ、俺んだろ!
純:バカ!お前さっき二つ食ったろ!
潤:これ、一つもらい!
凛:あ、楽しみにしてたやつ!
じゃあ、俺も、これ!
潤:うわぁ、取りやがったな?って仕方ねぇか。
麻:彩ちゃん、どう?
彩:はい、めっちゃうまいです!
七:ほんま、良かったわあ
数分後
純:じゃあ、帰りますか?
潤:そうするか
凛:〇〇、バイバーイ!
明日何かなんでも連れてくから
〇:えぇ…
純:ほら、姉ちゃんも帰るぞ
麻:はぁい!じゃあね!
七:じゃあね!彩ちゃンはどうする?
彩:そしたら、なな姉と話したいです!
七:ほんま?私もちょっと話したいことあってん
〇:ふわぁ…俺ちょっと休憩
そう言って〇〇は自室に戻る
七:で、話したいことってなんや?
彩:"あの日"から〇〇は元気でしたか?
七:まだ、気にしてるん?
あいつはあれでも傷は癒えた方やで
彩:でも、完全にはって感じですかね?
七:せやなぁ
あいつの心はもうある意味壊れてる部分あるし。
彩:私があの日、〇〇の前から逃げてしまったから
七瀬が彩の手を握る
七:彩ちゃん、そう言って自分を責めたらあかん。また〇〇の前に戻ってくることができた。
それだけでええやんか。
彩:そう…ですかね?
七:話はそれだけか?
彩:私も〇〇のことを見守ってもいいんでしょうか?
七:それはもちろん!あいつ、喜ぶんちゃうか?
彩:それだけ聞けたなら、良かったです!
失礼します!
次の日
〇:Zz…
ガチャ
?:起きろ!
〇:んぅ、俺はまだ寝るんだ
?:ねぇ、今日学校だよ?
〇:学校?行かねぇよ、ばーか
?:そんな奴にはコチョコチョ!
?が〇〇の脇腹をくすぐる
〇:俺は、まだ寝るんだよ!
ゴツンッ!!
?:痛っ!!久しぶりにくらった…
〇:もう、誰だよこんな時間からって彩かよ
彩:もう、遅刻するよ?
〇:行くか…
〇〇はベットから出たが
フラッ
彩:おっと、大丈夫?
〇:俺まだ眠い
ガチャ
純:おっと…これはどういう?
〇:おっと、これは純也さんじゃあありませんか🫡おはようざいます!
潤:相変わらずだなぁ
凛:ほら、行くぞ
〇〇は4人に無理矢理学校に連れてかれる
潤:じゃあ、昼休みに
純:うん!
3人は潤と凛と離れ教室に入る
〇:いやぁ、昨日な、楽しかったなぁ
純:お前、酔っ払いか!
彩:それな笑
〇:違うの!昨日は…
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夜
七:〇〇ぅ!こっち来ぃや!!
〇:なんだよ、夜中だぞ
七:私の話に付き合いな
〇:はいはい
数分後
七:ほんでな…
〇:コクン
七:あんた、私の話聞きや!
バチンッっ!!
〇:痛って!!
----------------ーーー---〇:ということがありまして…
純:なな姉って酒癖悪りぃからなぁ
談笑してると
白:さぁ、HR始まるから席に着け!
みんなが自席に戻る
白:じゃあ、起立!礼!
皆:おはようございます
白:はい、おはよう。着席
今日から本格的な学校生活が始まる。皆楽しくね
じゃあ、以上!
数十分後
白:1時間目を始めよう!
起立!礼!着席!
皆が着席する
白:今日は皆初めてだと思うから自己紹介しよっか!1時間目じゃ収まり切らないと思ったので2時間目もやろうと思います!
〇:え〜(ボソッ)
白:じゃあ、一番から順に!
五:五百城茉央です!マグロが大好きで、上京した時に豊洲にも行きました!よろしくお願いします!
白:おぉ、五百城ちゃんね?よろしく!次!
池:池田瑛紗です!絵を描くのがすごく得意です!よろしくお願いします!
白:次!
井:井上和です。私も池田さんと一緒で絵が得意です。よろしくおねがいします。
白:そっか、うちには2人も得意な奴がいるのか!頼もしい!次!…
数分後
白:次!
彩:小川彩です!好きな食べ物はトマトです!
よろしくお願いします!
白:トマトか!俺も好きでな、今度話そうよ
彩:はい!たくさん話しましょ?
白:次!
数分後
白:はい!白石くん!
純:えっと、白石純也です!ギターを弾くのが好きです!お願いします
白:ギターか!いいなぁ、何弾く?
今度聞かせてよ!
純:もちろんっす!
数十分後
白:じゃあ、次!
〇:あ、え〜っと西野〇〇と申します。
よろしくお願いします。(ボソッ)
白:ん?聞こえないよ?
純:こいつは人間不信なんです。
仲良い奴にはめっちゃグイグイタイプだけど
初めてだとちょっと…
和:(私も仲良くなりたいなぁ)
池:(仲良くなれるかな?)
五:(話してみたいなあ)
数分後
白:そしたら、今日の1時間目と2時間目は終わり!次は…音楽だから!忘れずにね!
後、5・6時間目には係とか決めるから!
皆:はぁい!
ガラガラガラガラ
〇〇は机に突っ伏す
純:おい、〇〇大丈夫か?
〇:(小さい声で)
あんなやつ、くそったれが!もう知らねえ
あいつのいうことすべて無視してやる…
大体何?お前一人一人の個性知ってるちゃうんか?
純:あぁ、暗黒モードに入ったな、こりゃ
彩:〇〇、音楽室行くぞ!
〇:わかった…
3人が音楽室に行く途中
彩:音楽の時間で君たち2人の演奏とかやってくれたら嬉しいな
〇:何か弾いたりとかできりゃいいんだけどね
ドンっ!
〇〇が先輩に当たる
〇:あぁ、すいません!大丈夫ですか?
?:あぁ、ごめんねぇ。こっちも前見てなくて
てか、君が西野〇〇かな?
〇:いえ、違います。
純:嘘つくな!バカ!すいません、本当に!
?:君は?
純:あぁ、白石純也と言います!
拓:僕は神宮寺拓哉。2年さ。
今日は君たちに話があってきた
彩:なんですか?
拓:君たちは…ビートルズを弾いてめちゃくちゃ売れていると聞いたよ
〇:あぁ、あざっす
拓:そこでだ、僕たちと勝負しないか?
純:勝負?何の?
拓:どちらがより上手くビートルズを演奏できるかさ
〇:あの、僕たちそこまで上手くないんで勝負しなくてもいいんでは?
拓:いや、そんなことはない。
校長からの推薦でこれた君たちにとって素晴らしい勝負じゃないか?
〇:何か、駆け引きとかあるんすか?
拓:じゃあ、負けたらビートルズ弾くの一生禁止。それでどう?
〇:じゃあ、やめ…
純:やってやる!お前らの勝負、買った!
〇:お前、どうする気だ?おい!
純:勝てばいい話だろ?だったら、余裕で勝ってやる!
拓:ありがたい!では今日の放課後、体育館で全校生徒の前でやってもらうから。じゃあね
〇:最後まで気持ち悪りぃやつだったな
てか、どうすんだよ。
お前、今日の俺のこの後の予定潰しやがって
彩:〇〇、頑張って!笑
〇:どぉすりゃいいんだょぉ〜
って次の授業間に合わねぇよ!
一方こちらは
拓:申し込んできたよ
?1:どうだった?
拓:バカが1人いたおかけでやることになったよ
遼
遼:バカが1人いたのか?笑えるな
だが、こっちもこっちうずうずしてる奴がいるんだよ。なあ?翔
翔:そうだな、やりたくてうずうずしてるぜ!
お前もだろ?隆弘
隆:そうだな。
あぁ早く、放課後にならねぇかなぁ
あいつらのヘボ演奏聞いてみたいし
拓:そこまでいうなって
4人:ハハハハハハハ!!
4人が笑ってるところに女子たちが言ってくる
?:そこまで後輩の子言わなくっても…
拓:あぁ?何言ってんだ?"遠藤"
お前らが言える立場か?
さ:いや、けど
ガシっ!
拓:お前は、俺たちのそばにいりゃ何とかなるんだよ!ハハハ!
さ:わ、わかりました…
?:けど、あんたたち言いに行ったのはまだ入って1日しか経ってない子達だよ?
遼:お前までいうか?"遥香"
ボゴォォッ!
賀:ゔっ…
遼:お前は頭使えよ、バカなんだからさ!
さ・賀:はい…すみませんでした…
2人が戻ってくる
賀:はぁ、早く別れたいな…
さ:もう、辛くなっちゃった
?:元気出して!ほら、これ後輩ちゃんが歌ってるやつ
さ:何これ?"美波ちゃん"
梅:これね、あいつらが喧嘩売った後輩たちが歌ってるやつ。私好きなんだ。
?:へぇ、何話してるの?
賀:あ、"しおりちゃん"!
今ね、今日の対決のことについて話してるんだ!
久:えぇ、また!?好きね、あいつら
梅:みんなはどっち応援する?
さ:私、もちろん後輩ちゃん達!
賀:私もかな。
あいつら、だんだん下手になってるし
久:私も!
梅:私もだな!じゃあ、みんなで応援しよう!
5人:おー!
次回、2年の拓哉達の自称"ビートルズ"
対
〇〇達の一年の通称"ビートルズ"
どっちが勝つか、乞うご期待!
to be contnued…