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柴田柚菜と金川紗耶

35thULに関する動画で度々話題に挙げた選抜に戻りたいと明言した柴田柚菜
そして、アンダーライブに参加したいと言った金川紗耶
全く逆の発想を持った2人が参加した35thULそして36th選抜で別れた明暗を考えてみたい。

柴田柚菜の場合

ゆんちゃんが初めて選抜メンバーになったのは29thSG『Actually…』
加入当初は4期生曲でもフロントに名を連ね、清宮レイとシンメトリーなイメージが定着していた。
そんなレイちゃんに一歩遅れての選抜入り
その歩幅で4期生初合流のアンダラにも参加
そのまま選抜への運びとなった。
結果として『Actully…』では当然目立つことなく終わった。
仕方がない。
その後は3列目として6作連続選抜メンバーに
乃木坂の歴史を見ても連続6作以上3列目選抜だったのは井上小百合(1st~
~6th)と新内眞衣(16th~28th)の2人だけである。
正直ゆんちゃんは数字的な部分で厳しいものがありつつも、その場を守っていた。

金川紗耶の場合

やんちゃんは常に話題を作って前進してきたタイプである。
良くも悪くも。
その分ファンからの支持も厚く、あまりにもアイドルとファンの関係性として理想的なものを築いてきたように思える。
31st『ここにはないもの』では福神メンバーに名を連ねるなど運営からの期待は大きなものがあった。
ただあまりにも不安定であったことは間違えない。
体調面、精神面、そして何よりも目に見える発言、行動でも度々話題の中心人物になることがあった。
その度にファンが支え、一つの大きなコミュニティとしてやんちゃん推し界隈が発展した。

35thアンダーライブ

数字の低下、体調不良からの復帰
理由は違えどこの2人が同じアンダラの舞台に立つことになるわけだが、モチベーションが真逆であった。
選抜に戻りたい柴田柚菜とアンダラに参加したかった金川紗耶
乃木坂の歴史の中で選抜に憧れ、叶わなかったメンバーはたくさんいる。
その先人たちの意図を汲んで成長してきたアンダーライブ
アンダーにスポットが当たることは良いことだが、「アンダーライブに参加したい。」この発言は正面から歓迎できるものではない。
「アンダーメンバーは2軍じゃない」こんな言葉が24th期間のアンダーライブで流行した。
確かに言いたいことは分かるが、2軍だ。
選ばれなかった人たちであることには違いない。
乃木坂というグループのカラーを守るために、過度な競争を産まないために建前上扱われているが、本来アンダーにいることを悪と言わなくても歓迎してはならない。
自分に与えられた場所で頑張る!的な発言は分かるが「アンダーライブに参加したかった!」これは絶対ダメ
この発言は35thULのMCで飛び出した物なので多くの人には伝わっていないが、あまりにモヤモヤした。
とにかくアンダーを神格化させてしまった現状を憂いている。
そんな中でゆんちゃんはブログで選抜への思いを語り、また選抜に復帰することへのモチベーションを高く宣言していた。
これを評価しないでいられるわけがない。
一時期北野日奈子が選抜発表直後にブログ更新するお決まりの流れがあったが、そのヒリヒリ感
大事だと思う。
先日の乃木坂逃避行では遠藤さくらがまだ4期生に責任を背負える子がいないと発言した。
こういうところではなかろうか

36th選抜

選抜に戻りたい夢は叶わなかった36thアンダーメンバー柴田柚菜
アンダラを満喫し既定路線のように選抜復帰を果たした金川紗耶
この2人の間には数字で区切られた大きなラインがある。
これを越えないことには逆転は起きない。
これぞアイドルの残酷さ
選抜と言う観点で見た時に柴田柚菜<金川紗耶
これは当然の結末である。
その上で何としてもゆんちゃんに頑張ってほしいと思っている。
先日の清宮レイセレモニーでの手紙
レイちゃんのシンメとして活動できる機会が減ったことへの悔しさを表してた。
柴田柚菜こそがあの頃のアンダーの熱量をよみがえらせ、乃木坂全体への大きな相乗効果を生み出す存在として、目を離すことは出来なくなるだろう。

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