タージ・マハルのガイドがやり手インスタグラマーだった話@インド
ども、のぎです。
インドを回っていたときに、タージ・マハルにいってきたわけですが、今日はその日のお話を。
タージ・マハルに向かうまでもいろいろとあったのですが、そのときのお話はこちらをどうぞ↓↓
ニューデリー駅でぼったくりの鉄板にやられた話@インド
さて、この日はタージ・マハルの日の出を拝むため、友達と5時台には起きて準備する。外に出ると朝から曇り空。残念。
まあ仕方ない。いざ、タージ・マハルへレッツラゴー!
すると、チャーターしていた車のドライバーが困ってる。
どうしたの?と聞くと、
車のエンジンがかからない、とのこと。
え、うそやん。笑
ドライバーはボンネットを開けて、車をいじってはエンジンをかけてを繰り返す。しかし、うんともすんとも言わない車。
エレクトロニックトラブル!
ドライバーはそう言った。中の接触不良らしい。
それにしてもどうしたものか。30分は足止めだなぁ。まあ曇ってるし、どうせ日の出も見えなかっただろうし、気長に待つかー。
そんな感じで二人で待つことに。
すると、ドライバーが電話をしてくれ、代理の車(トゥクトゥク)とドライバーが登場。どうやらこいつに乗って向かうらしい。
故障した車が心配ですが、ノープロブレムと言っています。
帰ってくるまでにちゃんと直しておけよー。笑
さて、気を取り直して念願のタージ・マハルへ!
代理ドライバーの運転で到着し、さあいくかと思ったところに「100ルピー」と言われます。
え、待って。俺らのドライバー持ちじゃないの?本来ツアーに含まれてるお金やねんけど。俺ら払う意味ないよね?
不満に思いながらも、向こうは要求してくるし、こちらも早く行きたいので支払うことに。(自分は手持ちがないので、友達が払ってくれた笑)
さて、今度こそレッツゴー。
ここで、ガイドのヒムラン登場。
移動中から代理ドライバーの横に誰だこいつ?という人物がいたのだが、ガイドだったらしいです。
頼んでないのに。笑
友達がしきりに「ノーマニー?オッケー?」と聞いている。
まあ、こちらはガイドつけた覚えないしね。知らない間に手配されてるし。あとから高いお金言われてもやだからなぁ。
はじめはヒムランはああだこうだ言っていたが、最終的にはオッケーらしい。ほんとかなぁ笑
ひと悶着あったものの、中へ進みます。(ここまでが長いねんインド!笑)
チケット売り場に着き、外国人用の窓口でチケットを買い(インド人に比べてめっちゃ高い!びっくり!)、水をもらい、持ち物検査へ。
スマホとカメラ、貴重品しか基本的には持ち込めません。友達は三脚を没収されてました。笑(ロッカーに預けてちゃんと帰りに回収しました。)
さてさて、門をくぐっていざ!
まず入り口入ってすぐに大きな広場に出ます。
タージ・マハルには東西南北に門があるのですが、観光客は西門から入場します。タージ・マハルはこの広場から見て北門にあります。
その北門もなかなか立派です。とりあえず二人ではしゃいで写真を捕りました笑。
ここでガイドのヒムランからはじめの解説が!
それぞれの門は誰が使っていたか、門の上の塔の数にはこんな意味が、などなど教えてくれます。
説明を受けているところに知らないカメラマンが来て、勧誘してきます。No thank you. カメラマンなんかいなくてもヒムランが快く撮ってくれました。
お次はいよいよタージ・マハルへ!
派手な北門をくぐると、その先には真っ白なタージ・マハルの姿が!
本当に白くてきれいで感動しました!
これがアクバル王の愛の形か。シャージャハーンへの愛の大きさすさまじ。(タージ・マハルは当時の王様が最愛のお妃様のために建てたお墓です。)
ここでまたまたヒムランの解説です。
タージ・マハルの周りには正方形の庭が4*4の16個あって、それぞれの辺の長さが53メートルらしいです。これは1653年にタージ・マハルができたってのと関係あるらしい。
あと、門の上の塔は11*2の22個あって、これは完成までに22年かかったってことらしい。
うそやん、ほんまに?後付けやんって感じ笑
でも、どのガイドもなかなかおもしろかった。ヒムランありがとう !
そして、このヒムランはかなりのインスタグラマーなのか、タージ・マハル内のフォトスポットマスターでした。
中を歩いていると、途中ストップ!と言われ、
ここに立ってと指示が。
さらには、ポーズの指導まで入ります。笑
おすすめ写真スポットはいくつあるの?と聞くと、全部で99個だとか!
ほんまかよ笑
でも、たしかにどれもいい写真ばかりです。
この2つは写真がお気に入りです。笑
それにしても、タージ・マハルには日本人が多かったですね。
サリーを着た女性二人組や、のぎたちみたいな若者など。
欧米の人もいたし、中華系の人もたくさん。
でも、圧倒的にインド人が多かったですね。
日本人が日本で清水寺に行くような気分なんだろうな。
日曜だったから、余計に人が多いのかも。
ただ、朝早くで予想していたよりは空いていました。
これが昼に近づくともっと増えるらしい。
タージ・マハルの外観は美しくてつい見とれてしまいますが、それだけではありません!
なんとタージ・マハルの中にも入れます。
つまり、シャージャハーンとアクバル王のお墓を見学できるのです!
ちょうどお墓の横にお邪魔しました。
アクバル王はせっかく完成したのに、その後息子に幽閉されて、愛する人とは離ればなれのまま死を迎えたらしいです。
けど、今は二人のお墓は隣り合わせ。
最愛の人の横にいれてよかったねとほっこりしました。
二時間くらい歩き回ったところで観光終わり!
タージ・マハルの計算しつくされた作りには本当に驚きます。
入り口の門からお墓、さらにその裏の川の向こうの建物まで全て一直線上にのるようにされていたり(実際には川の向こうの建物は建設されずに終わります)、柱の角度(傾き)なども計算されているらしいです。
インド人は昔から本当に頭がよかったんやな。笑
朝早くからの活動だったので途中眠くなり、後半は若干寝ぼけてましたね。笑
こうして、タージ・マハルを見終わったあとは、宿に戻って一休みし、またデリーまで戻ったのでした。(車はなんとか直りました笑)
タージ・マハルはその正確な作りと美しさにうっとりしてしまうこと間違いなし!
次はフォトスポット99個探してみるか笑
今日はこの辺で。
それでは~