ニューデリー駅でぼったくりの鉄板にやられた話@インド
ども、のぎです。
今日はインドでぼったくりにやられた話をします。
インド旅行中、のぎは列車でタージ・マハルに行こうとして、駅に行ったはずなのに、気づけば旅行会社でツアーを組んでいました。 なんでそうなったのか、、、
このときのことをお話したいと思います。
これからインド旅行、それもニューデリーに行く予定の人は気をつけてください!笑
その日は友達とタージ・マハルに行こうとして、 ニューデリー駅で当日の切符を買い、乗車する予定でした。
切符はニューデリー駅と政府観光案内所とネット予約で入手できるらしいのですが、僕らはその日にタージ・マハルへ行く予定だったのでそのまま列車に乗れるよう駅で買うことにしました。
ホテルを出てメトロに乗り、 まずはメトロのニューデリー駅へ。メトロの駅と鉄道の駅は隣接しています。ちょうど日本のJRと地下鉄(メトロ)の駅みたいなもんすね。
で、 難なくニューデリー 駅に到着。ここまでは順調でした。問題はここから。
ニューデリーはとにかく客引きがすごいことで有名です。この情報はあらかじめ知っていたのですが、メトロから鉄道の駅に向かうと、情報通りトゥクトゥクの勧誘が笑 まあ、大きな荷物抱えた外国人がうろついてたら、彼らにとってはカモでしかないですよね笑
しかし、 僕らは彼らに用はありません。必要なのは列車の切符なのです。僕らはひたすらNo!と言って無視しました。強気にいけば大丈夫でしたね。ここも無事突破。
そして、 駅構内へ。人口13億人を超える インドは、とにかく人!人 !人!なのですが、駅構内はそのなかでもなかなかの人口密度を誇ってました笑
(自前の写真だとうまく伝わらないかな?)
僕らはチケット売り場を探すためうろうろ。情報によると、外国人観光客専用の売り場が駅の2階にあるらしいのです。ここまでは予習済み。そこで、うじゃうじゃインド人をかき分けとりあえず2階へ。
しかし、2階にあがってもそれらしい窓口はありません。おかしいなぁ。
そうか!インドはイギリス式なので、日本の1階が0階(グランドフロア)、つまり、2階というのは実は3階だったりして!そういうことでもうひとつ階をあがろうとしました。しかし、なんと階段にはバリケードが 、、、上がれない、、、
そんなはずはないだろうと、うろうろするも見つからず。
すると、一人のインド人がどうしたんだと声をかけてきました。切符を探していると言い、ガイドブックを見せると、
「ああ、その売り場は今クローズしてるよ」と言われてしまいます。
え!うそやん!僕らは驚きました。
しかし、事前にちょこちょこ調べていたのぎはあることを思い出します。
「駅近くで窓口は閉まってると言ってくるインド人がいても、それは嘘です。窓口は24時間開いてます」
ネットやガイドブックにはこんな情報が。
つまり、こやつは嘘をついている!あやしい!
話しかけてきたインド人曰く、「駅の売り場は今営業してなくて、代わりにこっちの観光案内所で買うんだよ。だから、ここへ行ったほうがいいよ」とのこと。
なるほど。それっぽい理由だ。だって確かに探しても 売り場は 見つからないし、なんなら階段にバリケードしてるし。
どうせ観光案内所で買えるんだったら、そっちでもいいかと少し思いました。
しかし、「 どうやって行く?」と聞かれて、「歩いていく。」 と答えると、「それは大変だ!トゥクトゥクに乗りなよ。僕が行き先伝えてあげるから!」と言ってくれます。
なんだ、親切じゃないか。そう思いますよね。
でも、これで乗ってしまうとやつらの思うツボです。
トゥクトゥクで仲間の旅行会社に連れていき、ツアーに申し込ませてしまうというぼったくりの鉄板パターンなのです。
はい。ここまではネットで予習してました。思い通りになってたまるか!
ここまで話されて こいつは クロだ!! となったのぎはNo thank you.と言ってその場をあとに。
しかし、逃がすまいとやつは追ってきました笑 怖くて友達とNo!と言いながら逃げましたね笑
ようやく逃げられたかと思うと、今度は別のインド人に声をかけられます。それでまた、こいつも同じ手口。 No.と言って逃げるagain笑 すると前からまたさっきのやつが。もうどーなってんねん!
なんとか逃げて、人がいないところでもう一度調べてみると、 どうやら切符売り場があるのはメトロ側とは反対の建物らしいのです。
オーマイガー。笑
はじめから反対側にいたのか。そりゃ、いくら探してもないわけだ。
僕らは駅の反対側を目指すことにしました。
日本だったら駅の反対側へ行くのに陸橋とか地下道があったりしますよね?インドもあるんですよ。陸橋が。よかったよかった。
けど、目の前まで来て変だなと感じます。なんと手荷物検査にガードマンまでいるのです。これって切符ないと入れないんじゃね?うそやーん。
(あとから知ったのですが、実は入れます笑)
どうしようかともたついてると、怪しいインド人がトゥクトゥク?とか声をかてきます。ここにいてはだめだ。ひとまず駅から離れることに。
地図を見ると、 道なりに行っても駅の反対側には行けるのですが、なかなかに歩きます。僕らは大きな荷物を持ってる上に、お昼時で暑い。けれど、ここでトゥクトゥクに乗るのもなぁ。変なところ連れてかれても嫌だし、お金も使いたくないし笑
まあ、ここまでホテルからの移動と、駅の中をうろうろした程度なのでまだ元気なのぎ。 友達も歩けると言ってくれたので歩いていくことに。
そして30分以上かけて歩き、 駅の反対側へ。
着いた頃にはけっこう疲れてました。
駅の入り口から中を見ると、ネットで見たような景色が。
おお、 ここであってそうだ。よかったよかった。これでなんとか切符が買えそうです。
しかし、またもや試練が。
いざ駅へ入ろうとすると、入り口(駐車場の入り口みたいなところ)で数人のインド人に
ticket!
と呼び止められます。彼らはチケット持ってるのか?と聞いてきたようなので、いやそれなないから買いに来たんや!と思いながら、
No ticket, I will buy inside.(たぶんこんな英語笑)
と伝えると、
No.
と言って行く手を阻まれます。
え、うそやん。なんで入れへんの?
横を見ると、インド人は何もなく出入りしてます。
え、 他の人は中に入ってるやん。笑
そこで、のぎはNo.と言い返して強行突破をしようとしました。
すると、なんと腕を捕まれてNo!と言ってきます。
しかもなかなかの力だったので引き戻されてしまいます。
ここまで散々いろんなインド人にやられたのでこちらもカチンと来ましたね。
心の中では
なんで入れてくれへんねん!どうせお前らも嘘つきなんやろがい!
(めちゃ関西弁)
と思いながら、 why! (怒) と喧嘩腰に言います。しかし奴らは、「チケット見せろ!ないなら、トゥクトゥクに乗って観光案内所で買ってこい!」と言ってくるし。なんなら何人かのインド人が集まってきて、囲まれそうになるし。
友達とこのままではダメだ!と、なくなく駅から離れることにしました。
あそこには入れないわけがない。奴らの隙をみて中に入ろう!
と少し距離を置いて様子を見ていると、向こうもこちらを監視していて、一人が追いかけてきました。
そして、さっきと同じ、トゥクトゥクに乗って観光案内所で買ってこいと。
もうなんやねん!いい加減にしてくれ!(疲)
二人とも炎天下の中をけっこう歩いた上に、インド人からの攻撃により、かなり疲れていました。もう、自分たちでトゥクトゥクに乗って観光案内所に行くことにします。
そこでさっきの入り口から少し離れたところで、近くを歩いていた学生っぽいインド人お兄さんにここに行きたいと伝えるました。
すると彼はOKといい、トゥクトゥクを拾って場所も伝えてくれます。
よし、これでもう大丈夫なはずだ。
友達と本当に疲れたねーとか言って笑ってました。
しかし、着いてビックリ。
政府の観光案内所だと思ってたのに、そこは旅行会社です。
位置的には同じなんですが、自分には政府機関に見えません。国旗とかないし。
ドライバーに「ここであってるのか?」と聞いても「ここだ。」と一点張り。
さっきの通行人だった人が騙してくる奴らの仲間なのか、それともこのドライバーが仲間なのか。もう、どんなインド人も信用できません。(泣)
友達と旅行会社の前でどうする?と話していると中からスタッフが出てきて話しかけられます。いや、用はないと思ってNo thank you.と言うと、日本語が話せるスタッフが。「君たちどうしたの? 」と言ってきました。
いや、なんでそんなに日本語流暢やねん!逆に怪しいわ!と思いましたが、のぎも友達も疲れていたので、「とりあえず中に入って様子見よう。それで怪しかったら出よう。」ということに。
中に入るとさっきの日本語が話せるスタッフが相手をしてくれます。席に案内され、ここまで散々だったことを話しつつ、列車の切符がほしいと伝えました。すると「切符が予約できるか調べるね」と言ってくれます。
しかし、「ここは大丈夫だから安心して」とGoogleマップで政府の観光案内所と位置情報が同じことを見せてきたり、「ここに来た日本人とは友達だよ」とLINEにいる日本人とのトークを見せてきたり、地球の歩き方を裏から出してきたり。信用してねというアピールがすごい 笑
たしかに信じてしまいそうになりますが、もうここまで来る中でのインド人とのやりとりで誰を信じていいのかわかりません。
しばらくしてスタッフから列車は全部売り切れてると言われます。うそやんと思って、検索結果を見せてもらいましたが、たしかに売り切れ。前後の列車も売り切れています。
そんな、、、
今日中に行けると思い、向こうのホテルも予約してしまっていたので、二人でどうしようかと悩みます。
すると、スタッフが車をチャーターするツアーを提案してきました。チャーターとなると予定してたよりもかなり高いので、はじめは嫌だ嫌だと拒否します。しかしもう夕方になり、他の交通手段だと時間がかかりそうだったので、二人で相談し、今日中に着くにはお金を払ってチャーターするのが最善策かもという結論に。
結局ツアーに申し込んでしまいました。
料金は値引きして、地球の歩き方に載ってた同様のツアーよりはちょっと安くなったのでまあいいか。
こうして、朝ホテル出た時にはタージ・マハルまで列車で行けると思ってたのに、気づいたら夕方に旅行会社でツアーに申し込んでました!
ツアー代金は高い勉強代と思うしかないですね。とほほ。
ちなみに、後日バラナシに行こうとして、 列車リベンジをしたところ、駅にも余裕で入れたし、売り場も見つけたし、切符も余裕で当日買えました。
なんやねーーん!笑
みなさんがインドで列車に乗りたくて、駅で切符を買う場合は、
・メトロの出口とは反対側の駅構内!
・入り口でノーとか切符見せろと言われても無視!
・インド人は信用するな!自力でなんとかする!
に気を付けてください!
事前にYouTubeなどで予習(インド 切符 買い方などで検索)もおすすめです!
あ、ツアーは申し込んじゃいましたが、 車の移動は快適で、タージ・マハルもきれいで楽しかったですよ!
結果なんだかんだよかった!笑
それでは~