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『蒼海』2号掲載7句

『蒼海』の2号が昨年末に出ました。そろそろ1か月以上たちますのでここにUPしたいと思います。投句規定に当季雑詠とあり、今号は晩夏から初秋でした。

蓮の花街路の音を吸ふごとく

トマト食みて六腑に銀の泉かな

夜の秋木目美しきカウンター

思ひ出の余白あまねく蝉時雨

台風や半音高きピアノの音

夜仕事のシアンのインク替へにけり

闇に浮く保温ランプや虫の声

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『蒼海』では、10句まで投句できますが、必ず主宰(堀本裕樹先生)により選句されます。蒼海集(会員の句)冒頭、1段組みの方でも上限8句のようです。

そして掲載句の多い順に前から並びます(同数句の中では北から順に都道府県別、名前のあいうえお順のようです)

まだまだ選句で落とされた句や添削から良し悪しを学んでいる状態なので必ずしも多く載ることが自分にとって良いことではない、とは思いますがなるべく前の方に掲載していただけるよう研鑽してゆきたいと思います。

夏に浜松へ行ったときに作った句が3句入っているのは嬉しかったです。

※縦書きのは掲載誌の写真ではなく、自分で書き起こしてpng画像化したものです。

※ヘッダー写真はみんなのフォトギャラリーβからお借りしています。