2011.03.11→2021.03.11
上の記事を読みました。
久保ちゃんの葛藤が、凄く理解出来ました。
久保ちゃんと同じことを思っている時期がありました。
ライフラインが1ヶ月以上全く無い状況になり、街の道路はなぎ倒された電柱で寸断され、とにかく自分の家に住める環境では到底無く、親戚の家に避難していました。
当然、苦しく辛い生活でした。でも、もっと苦しんでいる人が、沢山、沢山いることも理解していました。自分の周りで見ただけでも、家が全壊した同級生がいたんだから、家はほぼ無傷で、代わりに住める場所があった、自分たちなんて、大したこと無かったのかもしれません
そんな事を思うと、自分もベラベラと震災に関する経験を話す立場に無いと思ってました。
それを変えたのが、毎年3.11になったら、放送される特番での、大きく被災された方や、震災により、家族を亡くされた方の言葉でした。
辛いし、思い出したくない。でも伝えなければいけない。二度と同じことを繰り返さないために。
ハッとさせられました。
伝えていくことの大切さを知ってから、微力でも、偽善でもいいから、自分の経験を話すことは増えました。
久保ちゃんは、物事を深く考えることが出来る人間だと感じるし、だからこそ色々悩むことも多い人で、この葛藤も生まれるのだろうと、記事を読んで感じましたが、
記事でも言われてた通り、久保ちゃんだからこそ、出来た被災地である地元への貢献が、大きくあったはずですそして、知らない世代が増えていく今後は、より久保ちゃんのような存在の力が必要になってくるのも間違いないと思います。
久保ちゃんに比べれば、自分は、これっぽっちも貢献出来る力は、恐らくありません。でも、1人でも防災に対して、意識を高めてくれる人がいたら、嬉しいし、無駄かもしれなくても、この伝えだけは、絶対続けるべきだなと思います。
このnoteを読んでくださっている方だって、1人もいないかもしれないけど、もし読んでくださっている方がいるならば、後世に、「東日本大震災」という絶対に二度と繰り返してはならない出来事があったことを、どんな形でもいいから伝えてください。この願いが、1人でもいいから、誰かの心を動かせますように。
今日も一日、大切に、大切に、過ごしていきましょう。