「ルーブル美術館展 愛を描く」に行ってきた話と国立新美術館聖地巡礼の話
お久しぶりです。駒場のヨンカスです。今日は国立新美術館で開催されている、ルーブル美術館展に行ってきました。今回はその感想等々の話です。
いざ国立新美術館!!
東京都港区六本木にある国立新美術館。アクセスがとても良い。なんと東京メトロ乃木坂駅直通なんですねー 知らなかった、今日行くまで。
波打つようなデザインの外観が特徴的な綺麗な美術館です。外は近代的なのに、建物内は木の香りを感じる。中のカフェとかもおしゃれなんですわ。さすが六本木だなあと思いつつ入場。
ルーブル美術館展の観覧料は一般 ¥2,100、大学生 ¥1,400、高校生 ¥1,000。さらにキャンパスメンバーズであれば¥200引きでございます。キャンパスメンバーズというのは、特定の大学、専門学校生や教員であればお得に美術館・博物館に入れる特典なんですねー 国立私立関係なく東京の多くの大学がこれに含まれておりますよ。
「ルーブル美術館展 愛を描く」
音声ガイドを借りて展覧場へ。価格は¥650。ガイド役は満島ひかりさんでした。
展示されている絵画は全てルーブル美術館所蔵の貴重なもの。今回は愛をテーマに73作品が来日しています。
ギリシア・ローマの神話の愛を描くもの、日常の男女の恋を描くもの、あるいはキリスト教の愛を描いたものなど様々なテーマがあって面白い。
神話や物語の登場人物の説明も細かく、全く知らない私も楽しめました。
神話の神々のエピソードを聞いた上で絵画を眺めるとそのシーンの意味や登場人物の心情とかを想像しやすくなるんですよねー
「きっとこういう感情でこの表情になっているんだろうなあ」と思ったり、絵画の中にある小物の意味とかを考えながら進むと、その絵に対する理解が深まったような気がして楽しい。
今回特に気に入った作品は、ルイ・ジャン=フランソワ・ラグルネ作《ウルカヌスに驚かされるマルスとヴィーナス》。写真禁止でお見せできないのが非常に残念です。
丸いカンヴァスに描かれた作品で、ヴィーナスと軍神マルスの不倫現場をヴィーナスの夫ウルカヌスが実際に目撃するというシーンなのですが、ウルカヌスの表情がとても好き。呆然とした表情の悲哀さがなんともいえない。丸いカンヴァスに書かれているというのもミソで、説明によると鍵穴からそのシーンを覗いているかのような感覚にするためだとか。この絵を描かせたのはフランス国王ルイ15世。愛人を多く抱えた彼らしいオーダーですね。
ジャン=オノレ・フラゴナール作《かんぬき》、今回の展覧会の目玉作品の一つです。男女の性愛はもっと自由になって良いのではないかと考える流行が生んだ作品で、女性を抱き抱える男性が部屋に連れ込み、そのままかんぬきをかけるシーンを描いたものです。
この作品の面白いところは色々な見方ができるということ。一つは、拒むような仕草を見せる女性を連れ込む男性の強引な愛を描くという見方。もう一つは、女性から彼に抱きつき、かんぬきをかけようとするも先に男性の手がかんぬきにかかっているという、女性の誘惑を描いたという見方。確かにどちらともにも見えるなあ。
写真でお伝えできないのが残念。でも最後のテーマのところは写真が許可されていました。
キューピッドとも呼ばれる恋の神アモルと人間の女性プシュケの愛を描いた作品。思春期らしい両性具有的な体を表現しているのだとか。なるほど、アモルの体も柔らかいラインで描かれていますねー
遠くを見つめるプシュケは何を思っているのだろう…
乃木坂46のオタク諸君!!国立新美術館と聞いて思い出すことはないか!!
さて今までお伝えしてきたルーブル美術館展が開催されている国立新美術館、乃木坂46と関係があるのですよ。ここからはオタクモードで語らせてもらいますよぉ
この美術館、実は乃木坂46、2ndアルバム「それぞれの椅子」ジャケ写の撮影場所なんですねー
ここだあああ!!オタク君感動ですよ、これは。乃木坂のレジェンドたちが並んだエスカレータだよ!!
いやあ楽しかったですね、今回初めて国立新美術館を訪れましたが、また行きたいです。ルーブル美術館展も面白かったですし、ついでに聖地巡礼もできました。本当は近くの乃木神社に今年初の参拝をしたかったんですが時間がなかったのでまた今度…
次行くときは美術館内のおしゃれなレストランやカフェ行きたいんですよねー
展覧会を見た後にそのパンフレットとか見ながらのんびりしたーい
それでは今日はここらへんで。次回は多分5月に見た映画とか読んだ本の話とかすると思います。あとは乃木坂46真夏の全国ツアー2023の話とか?!
ではまた書きます。
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