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きみのこころは何色? 第3話







○:おはようございます!


「おはよう~」
「○○さん、おはようございます!」

俺が勤める会社は1人親の家庭の子供たちを支援しているこども食堂を運営している会社だ


?:○○さん!


○:おっ、おはよう。賀喜

賀:おはようございます!確か今日は食堂の視察と契約農家さんとのミーティングでしたよね?

○:そうだね。まぁミーティングは16時からだし、焦らずに行こうよ

賀:はい!



午前はこども食堂から届いたメールに目を通して、処理したり、確認の電話対応していると

賀:○○さん。そろそろ時間ですよ

○:もうそんな時間なのか...おし!行くか。

賀:はい!




一通り仕事の目処をつけ、賀喜と共に契約農家さんのもとに行き、ミーティングを行い、今後の仕入れスケジュールや使ってみたい食材などの話し合いを2時間ほど行い、その足で近くのこども食堂を3ヶ所ほど回り、そのまま、直帰することにした



○:じゃあ、今日はお疲れさま

賀:はい!お疲れさまでした!


その帰り道、彩に買ってきてほしいリストが送られてきていたので途中、最寄りのスーパーにより買い、家に向かっているといつも素通りしている公園をふと見ると、


○:あれ?あそこにいるのって...

よく見ると地面に横たわっている1人に必死に呼び掛けている子と倒れている子を心配そうに見つめている子がいた


俺は迷うことなくその子たちの元に向かった




?:さっちゃん!しっかりして!

?:咲月お姉ちゃ...大丈夫...

?:ハァ ハァ ハァ

?:ど...どうしよ...

○:大丈夫ですか!何があったの?

?:あっ...

○:君たちは...この前の...

?:あの...さっちゃんを助けてください!

?:てれ..さ...

?:お願いします!

○:なにがあったか分からないけどもとりあえず、家に行こう!


急なお願いだったけども、緊急を要するものだったから一番近い家に彼女らを連れていくことにした。倒れていた彼女は背中に背負い、あとの二人はどうにか歩けそうなのでゆっくりあるき、自宅を目指した



ガチャ🚪

○:ただいま

彩:おかえり...ってその子たちって...

○:説明はあとだ。彩はお風呂の準備しておいて。俺はこの子を見るから

彩:う...うん!分かった!二人ともおいで。お風呂入ろ

奈:うん!おねぇちゃ!入ろ!

彩が二人を連れて、お風呂場に消えていった。

○:さてと、見るからとは言ったものの、どうするかな...俺に医療のことはさっぱりだしな...


俺がケータイを手に取り、とある人に連絡を取ろうとすると

ガシッ

?:ハァ ハァお願い..します。誰にも..言わないで...

○:大丈夫だよ。これから来るのは医者だから

?:それでもです...お願い...します

○:参ったなぁ...

頭を抱えてると

彩:二人ともお風呂から上がったよ。

○:良いところ来た。彩の友達で信頼できるお医者さんっているか?

彩:えっ...お医者さん?

○:怪我とかならなんとか直せるけども、それ以上に栄養失調とかも絡んでくると俺でも直せない。そうなると、医学に詳しい人がいた方がいい。

彩:確かにね。ちょっと待ってて。聞いてくる


しばらくして、彩が戻ってきた

○:どうだった?

彩:きっきのおかあさんが来てくれるって

○:そっか...

?:あの...

○:大丈夫。これから来るのは君の、いや、君たちの味方だよ。

俺は彼女に不安を与えないように微笑みながら彼女の目線に合わせながら伝えた



すると

ピンポーン🔔

彩:はーい...ってきっき!

五:遅くなってごめんね。

?:○○さん、おまたせしました

○:いえ、無理を言ってすみません


この子は彩のクラスメイトの五百城茉央ちゃん。彩とは幼稚園の頃からの友達だ。そして、茉央ちゃんのお母さんの麻衣さん。麻衣さんは乃木坂総合病院で看護士として働いていて、俺や彩はよく怪我や病気のときはもちろん、プライベートもお世話になった


麻:それで、患者さんは?

○:こっちです


彼女は麻衣さんに任せ、お風呂から上がった2人に事情を聞きに行った






to be continue....

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