「病気や障害と向き合う子どもとその家族のラーメン作り職場体験」2023年3月21日実施しました


共催: : NPO法人チーム浅沼屋for children and ALS / 一般社団法人トルコキキョウの会

1、イベントの概要
●開催日時:2023年 3 月 21 日(火曜)11:00~16:00
●開催方法:現地開催
●参加費 : 無料
●参加対象者 : 小児がん患児・経験者(お友達も OK)きょうだい・ご家族
●参加申込数:31名  当日参加数24名
●共催 : NPO法人チーム浅沼屋for children and ALS / 一般社団法人トルコキキョウの会
●協賛 : 医療法人社団 西村クリニック / 株式会社 四元工美 / 株式会社ケイズ /重森 大成 様・美幸 様〈床ヤ タイセイ〉/ 山本 昭彦 様 / 高木 祐美 様〈美容サロンルーチェドロップ〉/ 渡部 浩子様 / クラウドファンディング83名の皆様 /支援総額729,500円
●ボランティアスタッフ:26名
●目的:小児がんと現在向き合っている子どもたち、小児がんを治療により克服しても、治療で生じた副作用や晩期合併症に苦しむ子どもたちは、健常な子どもが体験する学校生活や社会生活を過ごすことができず、長い期間、病院での生活を過ごします。また、退院してからも満足な活動を行うには、身体的な支障が残る場合があります。そのような子どもがいるご家族も、子どもの治療を支えるために、仕事を辞めざるを得ないなど、様々な社会生活を制限されていることが多いのが実状です。このような子どもたちとそのご家族のため、ラーメン作りを通じて社会を体験し、より多くの笑顔がうまれればと考えております。

2、イベントのプログラム
●第一部 11:00~12:20(ラーメン作り体験・射的・トゥクトゥク乗車)
●第二部 12:20~13:40(ラーメン作り体験・射的・トゥクトゥク乗車)
●第三部 13:40~15:00(ラーメン作り体験・射的・トゥクトゥク乗車)

3、広報
●公式HP及びSNSでの情報配信、広報チラシの配布、クラウドファンディングの開催

4、参加申込み等
●公式HPに参加申込み受付フォームを設置
●参加申込数:31名 当日参加視聴数24名
 ※体調不良により7名キャンセル

5、開催予算収支
クラウドファンディング獲得額729,500円
クラウドファンディング手数料
96,294円
クラウドファンディング振込額
633,206円(収入)

支出
2022年12月4日ファミリーホームの子どもたちとよみうりランドへ
147,500円(別記事に記載)
2022年12月4日
浅沼屋でのラーメン作り職場体験
490,957円
   カメラ・ビデオ80,000円
   交通費    52,000円
   案内チラシ  36,465円
   施設使用料・ゲーム準備   201,496円
   手土産代10,270円
   トゥクトゥク費用100,000円
   会議費・通信費10,726円
支出合計
638,457円
 
差額の5,251円についてはクラウドファンディング以外の協賛金を充当。

6、イベントの主な内容と総括
●はじめに
3/21(火)共催 : NPO法人チーム浅沼屋for children and ALS / 一般社団法人トルコキキョウの会で「ラーメン作り職場体験」を実施し何事もなく無事に終了できました。ご協力いただきました皆様に心より感謝いたします。子どもたちがラーメンを造る姿や、トゥクトゥクに乗る姿、射的を楽しむ姿、そして皆さんの笑顔にこちらも笑顔になり、一緒に楽しませていただきました。
ボランティアは総勢26名のスタッフが参加してくださいました。学生からは、川崎市立看護大学や田園調布大学の学生にも参加していただきボランティアさん同士の交流も図れました。主催からみた学生ボランティアさんは「目張り気配り心配り」、積極的に活動いただき、子どもたちやご家族から笑顔が沢山生まれました。
また、コロナ禍に突入し、約3年の月日が流れましたが、我々大人の3年と子どもたちの3年を比べると、比にならないほどの大切な時間だったと思いますが、このイベントを通じて交流や体験ができたことが本当に良かったと思います。

●開催風景
ラーメン作り体験
はじめてのラーメン作りは、子どもたちはもちろんご家族の皆様も「楽しく・美味しく」より良い時間になったと思います。自分好みの味選びからチャーシュー盛り付けなど、ご家族の分まで作りました。


射的遊び

当初、射的はイベント内容には入っていなかったのですが、浅沼さんのアイデアで「遊び」を取り入れました。子どもたちの真剣な眼差しでオモチャを狙う姿と笑顔は最高でした。

トゥクトゥク乗車

安心・安全を優先にボランティアスタッフが試乗した後、各ポイントにスタッフを配置しました。日本では珍しいトゥクトゥクとあり周囲の皆様の目に触れ、参加者には非日常を過ごせたと思います。乗車後に記念撮影をして、本日の感想を一言いただきました。最後にお土産の駄菓子プレゼントし、終了となります。体調不良により参加できなかったご家族には図書カードと駄菓子セットを贈らさせていただきました。

6、まとめ
新型コロナの影響で2回の延期となった「ラーメン作り職場体験」ですが、3度目にして感染が収束に向かったタイミングで皆様にご参加いただくことができ有意義で貴重なものになりました。ご参加くださった小児がんに関わる皆様と、この時間を共有できたこと心から感謝申し上げます。

会を振り返りますと、このイベントに関わる参加者とボランティアスタッフ、撮影班やトゥクトゥク運転手さん、治療を支える薬剤師さんなど、多くの皆様のご支援ご協力のもと開催することができました。

ALSという難病にも関わらず、「子どもたちの笑顔がみたい」と常々お話する浅沼さん(NPO法人チーム浅沼屋for children and ALS代表理事)の熱いお気持ちに共感した一般社団法人トルコキキョウの会のメンバーが共に協力し、ひとつのイベントを無事に終えることができたことは、今後の小児がんに関わるイベントでも一層の充実に繋がると思います。

小児がんや病気を経験した子どもたちは、大変な治療や環境に見舞われ、その境遇の中でも前を向いて歩む姿は、本当に感銘を受けております。本イベントに際し、ラーメン作りにトライするキラキラした目は言葉に表すことができないくらい印象に残っています。

課題が山積する小児がんの領域ですが、その問題を一つでもクリアできるようにボランティアスタッフ一同精進して参りますので、どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。最後になりますがご協力いただいた全ての皆様に改めて感謝申し上げます。ここで経験したことが子どもたちにとって少しでもお役に立てれば幸いです。
以上


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