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真面目という病気

「全部きちんとやらないと」

これはひとつの呪縛。
いつだって僕の心を離れない呪縛。
「全部」とか「きちんと」とか抽象的なのに、ずっと捕らわれてしまう。
1回目を言い訳にしたくなくて、ずっと囚われてしまう。
毎日電車の中では惨めな気分になる。
夜は、「よく頑張った」と自分をかわいがる時間なのにな。

あの場面にこういう声かけができていたら。
この時に自分がこう動けていたら。
この子にはその話ができていたら。

後悔ばかりが頭に残っている。
でもね、「終わったことは仕方ない」と切り替えられる自分もいる。
これは成長したと思える部分。自分で自分を褒めてあげたい。

でも、他の人だったらこの子たちは、もっと、もっと、生き生きとするんだろう。
自分の体裁のため、ではなく、彼らの成長のため、でなければならない。
どんなにダサくたって、この視点は失くしちゃいけない。

あと半年。どこまでできるかな。

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