突然のなぞなぞと恩義の返し方
なぞなぞ出します。
選手にあって監督に無いもの、なーんだ?
この記事を読んで、こんなことを考え始めました。
連日のfootballistaネタで失礼します。
この記事の中では「監督は転売できない」という表現をしてますが、
さっきのなぞなぞの答え、自分が考えたのは「移籍」かなー、と。
選手はよく聞きますよね。〇〇クラブからどこそこへの移籍が決まりました、みたいな。
でも、監督って、「引き抜き」とか「解任」「就任」って表現されるけれども、移籍とは聞きませんよね?
これってどういうことなんでしょうか。
契約形態の違いに依るとか?
選手はクラブに籍を置いてるってことだけど、監督は個別契約だから?
でも、選手も監督もどちらも個人事業主の人がほとんどなんですよね?どこかのプロダクションとマネジメント契約を交わしている人もいるようなので、一概には言えないでしょうが。
もし、意図的に「移籍」って言葉を使ってないのだとしたら、監督がクラブを移る時に元クラブには移籍金みたいなのって、全然入らないんですかね?違約金は聞きますが…。
つまりですね、何が言いたいかというと、「ステップアップしたい」って思っている監督さんが上位クラブからのオファーがあって、それを受けたいと思った場合に、元クラブにお礼というか感謝の気持ちを残したい場合に金銭面でそれを表現する手段って、果たして無いのだろうか、と疑問に思ったわけです。
選手はね、色々あるじゃないですか、移籍金を残すとかTC?でしたっけ?連帯貢献金とか。
勝つこと至上主義のクラブは、別に気にしなくてもいいと思うんですよ。
でも育成を主眼に置いているクラブなんかは、監督や指導者も同様に育成に比重をおいた人選をしているんではないでしょうか。
そうなった場合、耐え難きを耐え辛抱強く使い続けて腕を高めていった監督が巣立つ時に何も残らないのだとしたら、じゃあ何か、そのクラブはボランティア精神にのっとった慈善事業をしているのでしょうか。そうではないと思います。
日本人的な発想なのかもしれません。
モウリーニョみたいに野心に溢れた監督さんもあまり気にしないのかもしれません。
それでも、選手の移籍ルールを決めるのであれば、監督その他スタッフの契約ルールも整備の余地があるんじゃないかな、と思ったんです。S級増えすぎって問題もありますし。でもその結果、監督を無下にバシバシ首切ってくようなクラブが減ったら、もっと指導者を志す層も増えるようになったら良いではありませんか。
オシムを引っこ抜かれたジェフサポだから言ってるわけではありませんが、ふと思ったのでつらつらと書いてみました。
最後に。今回、この記事の執筆にあたって、一切の取材及び調査をしておりません。もしも現時点でルール整備がされているのでしたらすみません。ご指摘頂ければ幸いです。