単利と複利の違いとは?複利投資で二次曲線的に資産を増やす
「利息には2種類あるって聞いたんだけど何が違うの?」
単利と複利のことですね。お金の増え方がまったく違います!
かの有名な発明家・アインシュタインも「人類最大の発見」「宇宙で最強の力」と言った複利のパワー。
資産運用をするときに絶対に覚えたい考え方です。今回は利息の種類について解説します。
お金を増やしたいと思うなら、お金の勉強をすることが大切です。
とはいえ今は仮想通貨で余裕で伸びまくりますよね。
海外FXデスクというブログで解説しているのでぜひあわせて読んでください。
今一番勢いがあるのではFTXです!
利息は2種類ある「単利」と「複利」
お金を預けたり、運用して発生する利息には「単利」と「複利」の2種類があります。
単利:預けたお金にだけ利息がつく
複利:預けたお金+利息の合計金額に利息がつく
増え方の違いを計算で確認しましょう。簡単な計算でお金の増え方の違いを確認してみます。
▼元本100万円を1%で5年間、単利運用した場合
単利だと利息はずっと1万円。
単利の利息は最初に預けた元本100万円にだけ発生するので、何年運用しても変わりません。
▼元本100万円を1%で5年間、複利運用した場合
複利の場合、利息が元本に組み込まれるので運用期間が長くなれば利息がどんどん増えていきます…!
いわゆる雪だるま式に増えるというやつですね!
利回りが高く、運用期間が長くなれば、「単利」と「複利」の利益には雲泥の差が…!
じつは定期預金でも利息の種類が違う場合があります。同じ商品で「単利」を選ぶのは損でしかありません。
特に長期になればなるほど複利のパワーは大きくなります。
お金を増やす目的で金融商品を選ぶ方は、利息の種類が「複利」であることをぜひ確認してください。
複利の威力をシミュレーションで確認!
資産運用をする際に目指していきたい年利+5%。これを複利で運用するとどうなるか?
複利の威力をさらにわかりやすくするためにシミュレーションしてみます。
シミュレーション条件:
・元本100万
・利回り5%の金融商品
・運用期間20年
▼シミュレーション結果
20年運用すると、同じ元本なので最終的に65万円の差ができてしまいます…!
65万円の差、かなり大きいと思います。
「利息の種類が違うだけでこんなに増え方が変わるんだね…。」
お金を増やしたいなら複利運用が基本です。
ちなみに…運用期間を40年まで伸ばすと…
400万円の差と、とんでもないことになります!!
これを見るだけで複利で運用すべき理由がわかるはずです。
複利効果を最大限にするには長期運用が基本
先ほどのシミュレーションでもわかる通り複利効果は長期運用すればするほど、二次曲線的に大きくなります。
さらに!長期運用ではリスクとリターンが安定するというメリットもあります。
▼長期運用することでリターンは安定する
価格変動リスクは、長期的な観点に立てばある程度のリターンに収束されます。1回あたりの積立金額が少なくとも、長い期間積立てると大きな金額になります。
出典:岡三証券
せっかく複利運用していても、運用期間が短いと一時的な下落などでお金が減ってしまうリスクも…。
時間を味方につけるためにも、資産運用はなるべく早く始めて長期で運用することが大切ですね。
複利の金融商品の例
「複利の金融商品にはどんなものがあるの?」
代表的な金融商品を紹介します。複利と単利の代表的な金融商品は次の通りです。
複利の金融商品:
・普通預金
・定期預金(複利型)
・外債
・投資信託(無分配型、分配金再投資型)
・ロボアドバイザー
単利の金融商品:
・定期預金(単利型)
・国債
・投資信託(分配金受取型)
・貯蓄型保険
株式投資やFXなどを自分で取引する場合でも、利益を再投資すれば「複利」運用することができます。
逆に注意が必要なのが、投資信託の毎月分配型。利息が再投資されない為、「単利」での運用になってしまいます…。
これから資産運用を検討される方は、利息の種類についてしっかりご確認のうえ金融商品を選択してください。
まとめ:お金を増やすなら【複利×長期運用】
今回はお金を増やすために欠かせない「利息の考え方」について解説しました。
資産を増やしたいなら、「複利」の金融商品を「長期運用」することが基本で王道の考え方。
お金は人生を豊かにするために、とてもとても大切なものです。そしてこれからの時代を生き抜くためにも資産運用は必ず必要になってきます。
正しい知識を学び、明るく豊かな未来を手に入れましょう。
複利が効く長期投資は、【資産運用2019】10万円から始める初心者におすすめの投資先5選!でじっくりやさしく解説しています。
あわせてお読みいただくことでさらに知識が深まりますよ。
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