デジタルゴールドとしてのビットコイン
ビットコインの使い道に関しては色々議論されているところですが、有力な使い道の一つがデジタルゴールドとしての使い道です。
逆張りの天才ピーターティール氏もビットコインの価値はデジタルゴールドにあると発言しています。
リアルの金に使い道は特にありません。鉄とか銅の方がよっぽど使われている金属です。
また、金はもうほとんど採掘されない段階にきており、新しく鉱脈が発見されることもありません。それに金は変色/腐食もしないし、どこかの取引所や国が独占的に保有しているということもありません。
だからこそ、金は安定した価値の保存先としての役割を果たしているわけです。
アメリカが滅んでドルに価値がなくなっても金の価値は残ります。
ビットコインも金と似た性質を持っています。仮に、決済手段としては使われなくなったとしても価値の保存先としての役割は最後まで残るわけです。
さらに、ビットコインはリアルの金よりも以下の点で優れています。
・金は重すぎて持ち運びに向いていないが、ビットコインならその心配はない。
・金は「はい、金の延べ棒だよ。」って渡されても、その金の純度についてパッと見ではわかりません。ちゃんと検査する必要があります。ビットコインなら純度とか偽物とかありません。
・リアルの金に投資できるのは先進国の投資家のみです。途上国の人が資金を金に避難させることは不可能です。でも、ビットコインなら途上国の人でも簡単に持つことができます。実際、金融インフラが進んでいないアフリカなどの後進国ほどビットコイン受け入れ体制ができていると言えるでしょう。
・アメリカだけでなく色んな国が滅んでも、ビットコインはそれとは関係なく存続する。
以上より、安全な投資避難先として最適です。
ただし、今はまだボラティリティが大きすぎるため、まだまだビットコインをデジタルゴールドとして捉える人は少ないでしょう。
ちなみに、ビットコインがデジタルゴールドになるには、ビットコインを支える裏側の仕組みを理解しないと無理じゃないか?という意見もあるようです。金は金ピカだから価値あるんじゃね?って直感的にみんな思ってくれるけど、ビットコインはそうもいきません。これに対しては、そうは言ってもみんなクレジットカードの仕組みとかスマホの仕組みとか全部理解して使ってるわけじゃないっしょ?と反論できます。要は仕組みはわからんけど、そっちの方が便利だったら乗り換えるだろうと。
なので!
ビットコインが金をリプレイスするのは時間の問題なのです!!
その時!
ビットコインは金の時価総額である約800兆円に達するわけです!!
まだまだこれからやで!!!
(知らんけど)
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