Bluzelleとstorj,filecoinの違い
Bluzelleという分散型データベースのサービスがあります。
綴りが難しいですが、発音は「ぶるーぜる」みたいな感じです。ぶらじるじゃないよ。
一方、storjやfilecoinという分散型ストレージサービスがあります。
なんかどっちもデータ保存系じゃね?こいつらって一体何が違うの?ということでこいつらの違いを調べてみましたよ。
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一言で言うと、Bluzelleはデータベース、他のサービスはファイルを保存するサービスになります。
これまでのサービスだと
・ファイル保存のサービスの例:Dropbox、Evernote、Googleドライブ ...
・データベースのサービスの例:Oracle、SQL Server、Mongo ...
が挙げられますね。
ファイルはサイズが比較的大きく、ファイルの中身まで検索することはできません。また、自分のdropboxやevernoteを見れば分かる通り、全く(はちょっと言い過ぎだけど)構造化されていません。何を保存するのも何を書くのもどんなフォルダ構造にするのも自由です。
一方データベースでは、格納される一つ一つのデータサイズは小さく、データベースそのものが構造化されており、決まった型のデータしか入れられません。そのため、容易に検索や取得を行うことが出来ます。
分散型ストレージサービスは何がすごいの?
これまでのdropboxのようなサービスでは、dropboxのサーバー内に自分専用のファイル置き場が用意されており、そこにファイルを保存していました。
これが、storjやfilecoinのようなサービスでは、ファイルはチャンクごとに分割されて、暗号化された上で各ノードに保存されます。そして、各ファイルのチャンクを保存するために自分のメモリやCPUを差し出した人にはトークンが付与されます。
これまではひたすらお金を払ってストレージサービスを使うって感じでしたが、分散型ストレージサービスであれば、トークンを稼げる可能性があります。
また、dropboxやevernoteに自分の保存しているファイルやメモを覗かれる心配もありません。
分散型データベースは何がすごいの?
P2Pネットワーク上で自分のPCのメモリやCPUを差し出すという点では、ファイルストレージサービスと同様です。
しかし、Bluzelleは「dAppsのための分散型データベース」だと言ってます。
なので、デベロッパーや企業のIT部門が利用するサービスになります。
これは先ほどの既存サービス例を見てもまぁそうだよなって感じですね。
ちなみにこれまでのデータベースと比較すると分散型データベースの方が、プライバシーが保護され、スケールするのも安価だとBluzelleチームは主張しており、これが確かなら確実に伸びるサービスと言えるでしょう。
今日はこんなところで。
それでは良い仮想通貨ライフを!
書いた人
参考資料
Photo by Tobias Fischer on Unsplash
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