薬膳について〜気血水〜
最近勉強しだした薬膳。漢方の中で食事に特化した薬膳、難しそうだなと思っていたのですがとても面白くて。
まだまだ勉強し始めたばかりですが、自分の理解を深めるためのアウトプットもありだよな、
ということで今日は漢方の基本的な考え方、
『気血水』
についてまとめてみようと思います!
気血水とは
体内を循環する気、血、水のこと。
これらがバランスよく巡ることで、健康で元気な体を維持することができます。
気について
気とは、生命力や生きる力、生命エネルギーのこと。体温の調整も担っているので、目に見えない人間の原動力として扱われます。
気が不足している状態を気虚(ききょ)と言います。例えば、疲れやすい、息切れが早い、汗をかきやすい、食欲がわかず消化が悪いなどの症状が表れます。
血について
血とは、ずばり血液。
血液の運搬によって肌や髪の毛、内臓に栄養が巡るので、容姿に1番影響を与える要素。
血が不足している状態を血虚(けっきょ)と言い、皮膚の乾燥や貧血、爪割れ、不眠症などの症状が表れます。
また、血が滞っている状態を瘀血(おけつ)と言い、唇の色が青い、シミや痣ができやすい、下半身が冷えているのに上半身がのぼせているなどの症状がでます。
水について
水とは、血液以外の、体内に存在する様々な液体を指します。肌や髪に潤いを与え、関節の動きも滑らかにしてくれます。
水が不足している状態を津虚(しんきょ)と言います。口が乾いたり皮膚や舌が乾燥し、胃腸の液体も不足するので便秘の原因になることがあります。
また、水が局部に集中している状態を水滞(すいたい)と言い、むくみや鼻づまり、軟便や下痢などの症状が表れます。
気血水はバランスが大事
面白いのが、気血水は生まれつきその人の適量がそれぞれに決まっていて、多ければいいというわけではなく、バランスが大事ということ。
バランスよく、すべての要素がしっかり体内に巡っていれば、健康でいられる。
つまり、足りない部分を食事で補えば良い。
これが薬膳の基本的な考え方。
面白いですよね。
まとめてみて、私も理解が深まった気がします!
また、気が向いたらやってみようと思います✨