ジャズは演歌であり、スウィングは炒飯なのか。
憧れの楽器であるアルトサックスをはじめて1年半。そして、ビッグバンドジャズに参加して5ヶ月。最近の暮らしの1番の楽しみであり、もっとうまくなったら、もっと楽しいんだろうなと、まだまだ下手くそな自分に謎の期待をしてしまうほど。今回は、自分のアルトサックスの迎え入れ備忘録。
ビッグバンドに参加するにあたり、遂に自分のアルトサックスを購入。今持っているアコースティックギター(Martin OO-15M)を購入して以来の楽器のお買い物。アコギは2015年に買ったのでそれはもう7年も経過しているとのことで、久しぶりの楽器購入。
迎えたアルトサックスは、日本製のYANAGISAWA A-WO2というモデル。東京・板橋区の工房で、全て手作業で作っているそう。(自分のアルトサックスがもっと好きになるよ、とビッグバンドのメンバーが教えてくれた)
【工場見学】世界に誇る日本製サックスができるまで【小豆沢・柳澤管楽器】
他のメーカーや値段の幅でも吹き比べて、わからないなりにわかった自分の感覚で、最後はもう「これだ!」と選んだのが今回お迎えしたアルトサックスである。持ち帰るときのワクワク感(初めて背負うアルトサックス!)、初めての感覚でスキップしていたんじゃないかと思う。笑
購入を迷っていたときも、ビッグバンドのメンバーに、「これから何年も何十年も音楽やっていくんだから、早めに買ってたくさん使いなさい」とアドバイスをいただいた。
ちなみにタイトルは、ビッグバンドのサックス隊の自主練で、メンバーが「ジャズは演歌に似ているよね」というのを聞いた。え?そうなの?と思った。スウィングの曲を練習しているときは、「スウィングのリズムは炒飯を作る感じを想像して」と言われた。わたし、まだまだだ、と心底感じている。いろんな感覚を研ぎ澄ませて、比喩が理解できるようになりたい。
これからの音楽人生、自分なりにもっと楽しみたい。楽しむぞ!