2020年、駆け込みで変化をつくる。
あっという間に、2020年の12月は大晦日になってしまった。カメラロールをみても、信じられないほど写真がない。
今年は、海外旅行もいけなかったからなあ〜と、いつのまにか「思い出=旅行」になっていることに気づく。
大学4年生。就職活動が終わってだらだらと過ごして、社会人ってどんなもんなのよ、と話していたとき。友人から、父がこんなことを言っていたと聞いた。
「学生時代が終わり、会社員になると、時間の流れが本当にはやくなる。学生のときのような、運動会や文化祭のような決まったイベントもない。
自分で気づくようにしないと、知らないうちに季節が過ぎていく。」
そのときは、こ、怖ええ〜!なんていう感覚だったけれど、いまはひしひしと実感できるほど。
この5年の速さと、この2020年の速さは、学生生活とは比べものにならないほど、速い。まさに、今日が大晦日と思えない、不思議な感覚に陥っている。
今年は、変な1年だったなあ。仕事も減ったし、出かけられないし、これまで楽しく仕事してプライベートは旅行して、なんていう生活がガラッと変わってしまった。
ふと、自分のことを振り返ることもあった。果たしてこのままここで働いているのが本当に自分のためになるのか、とか、会社の期待に対して、それ相応の結果を残し続けられるのか、妙に不安になることもあった。
社会が悪い意味だけでなく、良い意味でも変わっていくなか、わたしも変わらないと取り残されてしまう気がした。どの選択が正しいのか、本当に本当にもどかしい1年だった。
そんななかで、はじめての転職活動をした。選択することは難しかったけれど、選びきれないほどの選択肢があるのは、とても幸せなことだともおもった。
何かの本で、「人生は選択することであり、選択を辞めてはいけない」というような表現を読んだことがあって。選択肢を増やして選んでいくと、新しい発見があるなあと勉強になった1年だった。
変化はとても疲弊するし、変わらないほうが楽なことはもうわかっていて。でも、フラットな楽しさと浮き沈みのある楽しみだと、まだちょっと冒険してみたくなってしまった。
いい加減落ち着いてくれ、と周りは思うかもしれないけれど、まだ落ち着けない気がしている…
2021年、変化の年に、そしてまたアパレルとかもやりながら、適度に適当にやっていくぜ。楽しもう。