IKIGAI(生きがい)の単語が世界に浸透?
先日社内でイラン人スタッフと会話している際に、海外で「ikigai」(生きがい)という言葉が流行っているということを聞いた。
彼女はほとんど日本語を話せないことから、
『え、ikigai?ikigaiって言った?』と二度三度確認してしまったほどだ。
欧米系の学者らが執筆した「ikigai」本が世界的ベストセラーになったことがきっかけだとされているそうで、「ikigai」が英語として定着しているということだ。
日本語がそのまま英語になった例としては、「kaizen(改善)」「Tsunami(津波)」「karaoke(カラオケ)」「emoji(絵文字)」などが有名ですが、まさか「ikigai(生きがい)」が英語としてすっかり定着しているなんて!
Amazonで、「ikigai」に関する本をエゴサしたところ、なんとものすごい数の本が出ていることに衝撃を受けました。
英語のみならず、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語など多様な言語の本も出ている。
侮るなかれ、ikigai!
その中で一番レビューがついている本が、
「IKIGAI(生き甲斐):The Japanese Secret to a Long and Happy Life」
(長寿で幸せな人生を楽しむ日本の秘訣)
でした。
好きなことをして、得意なことをして、世の中の役に立って、報酬として得られることが、人生幸せに長く生きる秘訣、というのが「ikigai」の定義になっています。
本のレビューを見てみると、
「生きる目的を見つけられた」や「人生観が変わった」などポジティブな意見が世界中から寄せられています。
しかし、当の日本人は世界に誇れるくらいの「生きがい」を持って人生を送っているかは少し懐疑的です。
「ikigai」がこれほどまでに高く評価されていることには違和感がありますが、ポジティブな影響を世界に与えられていること自体は良いことかと思います。
皆さんも気になったら是非日本語でも生きがいに関する本を茂木健一郎さんが出してますので、読んでみてください。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます! いただいたサポートは、取材やクリエイターの活動費として使わせていただきます。